第十話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あたしはセブルスを連れてホグワーツへ帰ってきた
セブルスはまだ気を失ってる
とりあえず談話室のソファーにセブルスを寝かせた
もう誰もが眠るような時間
あたしはセブルスの手を自分のそれと繋ぎ、髪を撫でていた
するとピクリとセブルスの瞼が動く
『セブルス…?大丈夫?』
「うぅ…ルナ…?」
『えぇ、あなた気を失ってたのよ?覚えてる?』
「ぼ、くは…!
あのお方は!?話はどうなったんだ!」
セブルスは一気に全てを思い出したようで、あたしに詰め寄る
『今はもうホグワーツの寮よ
話は…まとまったわ』
「まとまったって…お前まさか!」
セブルスはあたしの右腕を掴み、袖をめくる
「あ…ぁ…」
『ごめんなさい』
「な、んで…なんでだ!
言っただろう!あの方は危険だと!」
『仕方なかったのよ』
「仕方ない?何が仕方ないんだ!?
僕の気持ちを無視して、あの方の妃になるのか!?」
『それは違うわ!』
「何が違う!右腕に証拠があるじゃないか!」
セブルスはクルーシオをかけられていた間の話を一切覚えていないようだった
なので、あたしがヴォルデモートの妃になることを承諾したと思っている
(違う…違うのに…)
「お前には失望した!
もう僕の前に現れるな!」
『…っ』
胸がズキリと痛んだ
あたしはセブルスに背を向けて自分の部屋へと走った
→