第十話
夢小説設定
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親愛なるルナ
先日言っていた会わせたい方
との予定が決まった
セブルスにも知らせを送って
おくので一緒に来るように
時間はセブルスの方に書いて
おく
あの方も君と会えるのを楽し
みにして下さっているようだ
時間厳守で頼むよ
from L.M
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あたしが手紙を読み終えると魔法がかかっていたのか手紙は燃えてなくなった
セブルスの顔が怖い
『セ、セブルス…?』
「…行くな」
『え?』
「あの方は危険だ
ルナを危険な目に合わせたくない…だから行くな」
『え、でもこれ断っても大丈夫そうには見えなかったよ?
時間厳守とまで書かれてたし…』
「…僕が先輩に言ってみよう」
セブルスがそう言って手紙を書きだし、書き終えると梟に持たせた
(ルシウスが聞いてくれるとは思えないけど…心配してくれるの嬉しいから黙っておこ…)
そして、あたし達は夕食を終えて寮に帰った
セブルスが本を置いてくると言って部屋に帰っていったので、あたしは談話室で呪文学の本を読みながらセブルスを待っていた
するとセブルスが眉間にシワを寄せて男子寮から出て来た
『どうしたの、セブルス』
「…先輩から返事が来ていた」
『ルシウスさんなんて?』
あたしがそう聞いたらセブルスの眉間に、もうこれ消えないんじゃない?と思いたくなるくらいシワが更に寄った
「…すまない、決定事項だと言われた…」
『やっぱりそれ程の人なのね、会わせたい人って』
「…ルナは僕が守る…」
セブルスはそう言ってあたしを抱き締めた
あたしはセブルスの胸に顔を埋めて頷いた
(セブルス…貴方はあたしが必ず守ってみせるから…)
しばらく抱き合っていたが、ここが談話室だと思い出し2人して顔を赤らめソファーへと座った
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