第九話
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最近セブルスがあたしと話してくれなくなった
話しかけても、生返事ばかりで…教室移動も待ってくれなくなっていた
(あたしセブルスになんかしちゃったのかな…)
あたしはセブルスにその事を聞いてみようとセブルスを探した
するといつもの湖にセブルスはいた
……リリーと一緒に
2人はとても楽しそうに話していた
セブルスは笑顔でリリーと話している
(あんな顔、あたし見たことないや…)
あたしはその場を離れ、自室へと走った
********
あたしは自室へ入ると部屋に防音魔法をかけ、泣いた
彼を想って、泣いた
物語を変えてはいけないとわかっていて、好きになってしまった
愛してしまった
元の世界にいる恋人より彼を選んでしまった
愛してしまった後悔
恋人より彼を選んでしまった後悔
あたしは色々なものが混ざった感情を吐き出すかのように泣き続けた
しばらく部屋から出なかった
今セブルスにもし会ったら泣いてしまうから
夕食は自室のキッチンでありあわせで作り食べた
ベッドで赤くなっているであろう目を濡れタオルで冷やしているとコツコツと窓を叩く音が聞こえた
『手紙…?』
そこには二通の手紙を持った梟
差出人はセブルスとリリーだった
あたしはまた涙腺が緩むのを感じたが、ぐっとこらえて手紙を開いた
セブルスからは夕食にいなかったがどうした?話があるから出てきてくれないかとゆう内容
リリーからも夕食にいないようだったけど大丈夫?聞いて欲しい事があるからまた聞いてほしいとゆう内容
二人とも似たような内容であたしは軽い嫉妬のようなものを感じ、それを振り払った
2人の返事には、少し体調が悪くて夕食にはいかなかったの。話って何?と少しそっけない手紙を出してしまった
あたしは、最低だ
自業自得なのに
好きになってしまったのはあたしなのに
あたしはセブルスを応援しなくちゃいけないのに
今日だけ…
今日だけ貴方を好きでいさせて下さい
明日からは応援するから
明日からこの気持ちには蓋をするから
今だけは貴方を想って泣かせて下さい
あたしはまた泣いた
一晩中
貴方を諦める為に………
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