第九話
夢小説設定
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S.S side
僕はルナを探して校内を歩き回っていた
ルナはまだ校内の構造をわかっていないのか、たまに迷子になることがあるからだ
(あとは門の方だな…)
僕は冬休暇から帰ってきている生徒であふれているだろう門へと足を進めた
…行くんじゃなかった
ルナは抱き締められていた
ルーピンに
僕はすぐにその場から立ち去った
ルナはルーピンが好きなのか…?
その日から僕はルナとあまり話さなくなった
今僕はいつもの湖の横にある木のところで本を読んでいた
でもいつもみたいに集中できない
僕の頭の中を占めるのはルナとルーピンの事ばかり
僕はもうどうしたらいいかわからなくなっていた
「セブルス?どうかしたの?」
「…エバンズか」
名前を呼ばれ振り向くとそこにはリリーがいた
リリーは僕の隣に座った
「ルナの事で悩んでるの?」
「………あぁ」
「ルナの事、好きなの?」
「…あぁ、でも彼女はルーピンが好きなのかもしれない」
「ルーピン?」
「この前2人は抱き合っていた」
「そんなはずはないと思うけど…ちゃんと本人に確認したの?」
「いや…」
リリーは、ちゃんと確認してないなら確定ではないじゃない!と僕の背中を叩いた
僕は少し心が軽くなった気がした
リリーは僕の相談に乗ってくれると言った
かわりに、僕にもポッターとの相談に乗ってくれとお願いされた
リリーはなんだかんだ言ってポッターが好きな様だ
(前の僕なら、リリーとこんな風に喋れなかっただろうな…)
僕とリリーをまた幼馴染に戻してくれたのは彼女のおかげだ
僕はルナにルーピンとの事を聞く決心をした
結果がどうであれ、僕はルナに気持ちを伝えよう
そう、決心した。
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