第八話
夢小説設定
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フルーパウダーであたしはダイアゴン横丁にきた
『さて、と!まずはセブルスへのプレゼントの本からね!』
あたしはアルバスにもらった拡張魔法のかかったポーチをもって本屋へと走った
*******
『ふぅー…あらかた買ったかなー♪』
プレゼントを大量に買い終えたあたしはお茶して帰ろうと喫茶店に入った
「何になさいますか?」
『紅茶とシフォンケーキ下さい』
「かしこまりました」
あたしが今日買ったセブルスとお揃いの魔法薬の本を読んでいると誰かに肩をたたかれた
「可憐なレディ?相席よろしいですかな?」
『あ、はい。どう…ぞ…』
あたしはその人の顔を見て驚いた
その人は…ルシウス・マルフォイだった
綺麗なブロンドの髪をサラサラと掻き上げる
「私の顔に何かついているのかな?」
『あ、いや!すみません…』
あたしはびっくりしてボケーっとルシウスを見てしまっていたようだ
「私はルシウス・マルフォイ
ルシウスと呼んでくれ」
『あ、あたしはルナ・ミヤジマです』
「ふむ、ルナとゆうのですね、可憐なレディ」
いきなり呼び捨てかよっと思ったがこの人はきっと仕方ないんだろうなぁ…なんて失礼な事を思っていたら、紅茶とシフォンケーキがきた
ルシウスさんには紅茶のみ
『あ、あの…』
「ん?」
『周りたくさん空いてますが…?』
「そうだな、今日は人が少ないようだ」
あたしは何でここに座ったのかを聞きたかったのだが、わかってて言わないのか華麗にスルーされた
『そうなんですか?』
「あぁ、ルナはダイアゴン横丁は初めてなのかね?」
『いや、2回目です!
最初はホグワーツのモノを買いに…』
「ホグワーツ?君はホグワーツの生徒なのかい?」
『はい!今は冬休暇なので、買い物に来たんです』
「そうか、ちなみに君の寮は?」
『スリザリンです』
「!そうか、ならば私の後輩だな。何年生なんだい?」
『五年生です』
「ならセブルスと同じだな」
『セブルスは友達です』
「!?
セブルスと友達なのか?」
『え、そんなに驚く事ですか?』
ルシウスは目を見開いていた
すると顎に手をやり、少し考えるとニヤリと笑った
「ルナ今度、君に会わせたい人がいるのだが、会ってくれるかい?」
『へ?あたしに…ですか?
構いませんが…いきなりどうしたんです?』
「いやなに、そのうちわかる
その時にはセブルスにも同行させよう」
あたしはわかっていた
ルシウスが会わせたい人
それは…ヴォルデモートに違いない
もしかしたら、セブルスが死喰い人になるのを止めれるかもしれない
彼が悲しむ原因を一つでも取り覗けるかもしれない
あたしはそれしか考えていなかった
のちに、自分に降りかかる試練を知らずに………
ルシウスはその話をすると懐中時計を一見し、時間だと言ってあたしの手の甲にキスをして立ち去った
帰ろうとしたら、あたしの分のお金をルシウスが払って行ったらしい
あの人マジでプレイボーイだな
あたしは次会ったらお礼を言おうと思いながらホグワーツへ帰った
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