第七話
夢小説設定
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S.S side
「ルナ!」
僕が気づいた時にはルナはグリフィンドールのヤツを庇っていた
ルナに駆け寄ると気を失っているようだった
「ルナ!ルナ!
どうしよう僕のせいだ…」
「落ち着くんだワームテール」
ルーピンはペティグリューを宥めていた
「なんの騒ぎだね!
…!Msミヤジマ!」
そこにスラグホーン先生が来て飛び散った液体を杖を振って消した
「先生、Msミヤジマが怪我をしたようなので、医務室に連れて行きます」
「うむ、Mr.スネイプ頼んだぞ」
僕はルナを抱き上げ、グリフィンドールの奴ら(悪戯仕掛け人)を睨んでから急ぎ足で医務室へ向かった
「マダム!マダムポンプリー!」
「まぁまぁどうしたのです、騒々しい…ルナ!?」
「魔法薬の授業で薬品を被ってしまったのです」
「そこのベッドに寝かせて!」
マダムはルナを治療する為にカーテンを閉めた
中で女の子なのに…とゆうマダムの声が聞こえた
僕はなんで気がつかなかったんだ
ルナがいなくなったことに
騒ぎの中心に彼女がいて、火傷を負ってるところを見て血の気が引いた
周りからしたら僕は冷静に見えただろう
だが内心はすごく焦っていて、ここに来るまでルナの事しか頭になかった
目の前のカーテンからマダムが出てきた
起きるまでそばにいていいと言われたので、ベッドの横にある椅子に座る
「ルナ…」
僕は彼女の黒い艶のある髪を梳かす
すると彼女はくすぐったいのか微笑んだ
僕は胸が高鳴るのを感じた
髪をしばらく梳かしているとルナが唸りだした
「ルナ…?
どうしたんだ?ルナ!」
僕は彼女の手を握ろうと手を布団から出そうとしたら、彼女の手は透けていた…
「な、んだ…?なんだ、これは!」
僕はマダムを呼んだが、マダムはいつの間にか出かけてしまったらしく、呼んでも返事がない
僕はルナの手をギュッと握って彼女を起こしにかかる
「おい!起きろ!
頼むから起きてくれ!」
いくら呼んでもゆすっても起きない
だんだんと彼女は薄くなる
「おい!ルナ!起きてくれ!
ルナ!!」
僕が縋るように名前を呼んだ瞬間
彼女の色が戻り、彼女が目を覚ました
『セ、ブル…ス』
僕は名前を呼ばれ、すごくホッとした
ホッとしたのと同時に消えてしまいそうだった彼女の存在に疑問ともうひとつの感情が生まれた
僕は気づいた
ルナが自分の中でどれだけ大きな存在なのかを
どれだけ大切なのかを
Next…