第五話
夢小説設定
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大広間に行く途中で出会ってしまった
ニヤニヤとした顔を浮かべたメガネ男子率いる四人組
悪戯仕掛け人
セブルスはとっさにあたしを後ろに引いてくれた
…少し嬉しかった
「何の用だポッター」
「いや~、期間限定の留学生に興味があるだけさ
お嬢さん?スニベリーより僕たちと遊ばないかい?」
「んなっ!おい!プロングズ!」
「なんだい?パッドフット」
「俺は嫌だからな!そんな暴力女!」
『んなっ!誰が暴力女よ!』
「まぁまぁ」
あたしとシリウスが喧嘩しそうになると、リーマスが間に入った
「…ルナ、もう行くぞ」
『あっ!うん!』
「おいおい、スニベリーの癖に何僕らを無視しようとしているんだい?」
セブルスがあたしの手を引きその場を離れようとしたらジェームズが杖を抜いた
『ちょ、やめなさい!』
今度はあたしが杖を抜く
「おや、今日はこの前みたいに武術を使わないのかい?」
『あまり武術は使いたくないの
それに今はスカートだしね』
あたしは杖をジェームズから下ろす
「なんのつもりだい?」
『あたしはあなた達とは争うつもりは無いわ
あたしはセブルスと寮に帰りたいだけ、どいてくれるかしら?』
「…ぷっ!あはははは!
君、肝が座ってるね!とても面白い!気に入ったよ!」
ジェームズは笑いながら杖を下ろした
今日は君に免じてスニベリーにも何もせず帰るよと言って他の三人を連れてグリフィンドールの寮へと帰って行った
「…あまり無茶はするな」
『あら?心配してくれたの?』
「ちっ違う!たとえお前でも僕の目の前で怪我でもされたら寝覚めが悪いだけだ」
セブルスはふんっと言ってスタスタと先に行ってしまった
あたしは顔がにやけているのが自分でもわかった
本当に優しい人
未来でも過去でもやっぱり彼は彼
あたしの1番好きなセブルス・スネイプだ
あたしは自分の左手の薬指を見て胸を微かに痛めた
異世界の彼と自分の世界にいる恋人を想って…
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