第五話
夢小説設定
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「おいルナ、そろそろ閉館だぞ」
『えっもう!?』
あたしはだいぶ集中していたようで周りはもうあたしとセブルスしかいなかった
あたしは慌てて本を棚に戻して図書室を出た
(セブルスまさか待っててくれた…?)
図書室を出るとセブルスに早く寮に戻るぞと言われ勉強道具を抱えたままセブルスの隣を歩いた
「さっき読んでいた本は七年生の本ではないのか?」
『ええ、そうよ?
五年生までの理論はあらかた終わってしまったのよ
実技はまだだけど…』
「実技がしたいならスラグホーン先生に頼めばいい
スリザリンの寮監だから貸してくれるだろう
僕もたまに借りている」
『え、そうなの!?
なら明日からの空き時間を調合に費やそうかな~』
「毎日やる気か?」
『だって、じゃないと一年生からの分だし…』
「………僕も一緒にしてやる
怪我でもされたら後味悪いからな」
『え!本当に!?セブルスが教えてくれるの?』
あたしはとても嬉しかった
出会った日には近づくなとまで言ったセブルスが今は勉強を手伝ってくれる
少しずつ彼との距離が近づいているような気がした
「何をニヤついてるんだ気持ち悪いぞ」
『ちょ!気持ち悪いは言いすぎでしょ!』
セブルスはいや、気持ち悪かったとあたしをからかうように言った
『もう!ほら!夕食行くよ!』
あたしはセブルスを引っ張って大広間にむかった
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