第五話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は朝から勉強をする為に図書室に来てる
特に魔法薬学はとても面白くて一気に一年生から五年生までの理論は終わってしまった
もちろん実技はまだだ
けど、当たり前のごとく一日で全ての教科を終わらす事は無理なので、今日は魔法薬学を五年生以降のぶんも勉強することにした
幸い、図書室にはたくさんの魔法薬の本があるし、昨日買った魔法薬の本もある
あたしは羊皮紙に日本語で勉強をしはじめた
*******
S.S side
今日は雨が降っていたので、外で本を読むのは諦めた
昨日ルナにもらった本を持って図書室に向かうことにした
図書室につくと、僕がいつも使っている席に既に座っている奴がいた
ルナだ
黙々と羊皮紙に何か書いている
よく見るとルナの周りに積まれている本は全て魔法薬の本だった
(あんなにたくさんの魔法薬の本で何を…?)
僕はルナに声をかけるべく近づいた
「おい、ルナ?」
『ぅわ!?び、びっくりしたー!』
ルナはすごく集中していたのか声をかけたら驚いて積み上げていた本が崩れた
『わわっ!危なっ!』
「…すまない、そんなに驚くとは思っていなかった」
『あ、いいのよセブルス
無心で集中してたあたしも悪いし』
ルナはそう言ってどうかしたの?と聞いてきた
「いや、見たところ魔法薬の本ばかりだったから…何をしてるのかと気になって」
『あぁ!これね!いやぁ~魔法薬にハマっちゃったみたいで!
本を読んでいくうちにどんどん面白くなってって気がついたらこんな感じになってたの』
ルナは苦笑いを浮かべていた
僕は少し嬉しかった
魔法薬の楽しさを分かち合える人が身近にいなかったからだ
僕はルナの正面に座った
『セブルスも図書室に勉強しにきたの?』
「いや、僕はこれを読みに来ただけだ」
そう言ってルナに貰った本を見せるとルナは嬉しそうな顔をして、そっかと呟き自分の勉強にまた戻った
僕はこの時間に対して少し胸が暖かくなった気がした
→