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1.超高校級の科学者

王馬小吉くんです!


私、監禁された直後に一目ぼれしちゃったっ!


あの透き通るような肌。


くりっくりした瞳。


髪の毛を遊ばせたような紫色の髪。


私より身長が低めな体型。


成長しきっていないかわいらしい声。


んーーーー!!まさにパーフェクト!!私好み!!


ほんと、監禁生活を強いてくれたモノクマに感謝するわ!


可愛らしい王馬くんを撮りためておくことができるものぉ!


・・・あっ、かわいい!


パシャパシャパシャパシャパシャパシャッ


・・・長い?


んなもん、知るか。


綺麗な王馬くんを撮りたいのよ。


最初の印象と違うって?


こっちが私なのよ。覚えておきなさい。


そろそろ夜時間になるわね・・・。


夜時間って何かって?


モノクマが勝手に決めたルールよ。


夜10時から朝7時までは夜時間って決めたのよ。


その時間には閉まってしまう部屋もあるの。


お風呂に入っておきたいし、だから一旦やめるわ。


じゃあねー。










「にししっ」


この距離から聞こえるはずがない彼の声が聞こえた気がした。








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