②若きバンパイア
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可愛いとか思ってないし!
ネアと初めて会ったときは、正直ちょっとドキッとした。
あの白い肌とブロンド髪、そしてルビーみたいな赤い目――綺麗で、不思議で、なんだか絵本の中から出てきたみたいだった。
でも今は……そんなこと言ってる場合じゃない。
人間の血は飲めないし、クレプスリーは怖いし、ネアにはいちいち説教されるし……うん、まぁ。綺麗だけど、ちょっとだけ、うるさい。
「なぁ、相棒」
焚き火を挟んで向こう側にいるエブラが、にやっと笑う。
「ネアとはどんな関係なんだ?毎日一緒に旅してて、好きにならないのが不思議なくらいだけどな~?」
「べ、別にそういうのじゃないし!」
「へぇ?でも最近、あいつの言葉にすぐムキになるよな?気にしてる証拠じゃねぇの?」
「うるさいな……あれはただ、口うるさいだけだよ」
「ふーん。ま、否定すればするほど怪しく聞こえるもんだぜ、相棒?」
「……うるさいな」
「ったく素直じゃないなあ、ダレンは。でも、あいつ――ネアってさ、全然笑わないよな」
急に真面目な声になって、エブラは火を見つめる。
「……ああ、そうだね。無理してるのかもしれない」
「ん?」
「なんていうか……たまに、笑わないのがクセになってるみたいな顔してるんだ。笑ったら壊れそう、みたいな……そんなふうに見える時がある」
「へえ……そっか。オレもあいつのこと、よく知らないけど……なんか、抱えてるのはわかる気がするな」
「僕も、そう思うよ」
ちょっと意地悪で、よく分からなくて、でも時々すごく優しくて。ネアの中にある“なにか”――たぶん、僕と同じように、何かを捨ててここに来たんだと思う。
いつかネアの笑顔も見られればいいな。
ネアと初めて会ったときは、正直ちょっとドキッとした。
あの白い肌とブロンド髪、そしてルビーみたいな赤い目――綺麗で、不思議で、なんだか絵本の中から出てきたみたいだった。
でも今は……そんなこと言ってる場合じゃない。
人間の血は飲めないし、クレプスリーは怖いし、ネアにはいちいち説教されるし……うん、まぁ。綺麗だけど、ちょっとだけ、うるさい。
「なぁ、相棒」
焚き火を挟んで向こう側にいるエブラが、にやっと笑う。
「ネアとはどんな関係なんだ?毎日一緒に旅してて、好きにならないのが不思議なくらいだけどな~?」
「べ、別にそういうのじゃないし!」
「へぇ?でも最近、あいつの言葉にすぐムキになるよな?気にしてる証拠じゃねぇの?」
「うるさいな……あれはただ、口うるさいだけだよ」
「ふーん。ま、否定すればするほど怪しく聞こえるもんだぜ、相棒?」
「……うるさいな」
「ったく素直じゃないなあ、ダレンは。でも、あいつ――ネアってさ、全然笑わないよな」
急に真面目な声になって、エブラは火を見つめる。
「……ああ、そうだね。無理してるのかもしれない」
「ん?」
「なんていうか……たまに、笑わないのがクセになってるみたいな顔してるんだ。笑ったら壊れそう、みたいな……そんなふうに見える時がある」
「へえ……そっか。オレもあいつのこと、よく知らないけど……なんか、抱えてるのはわかる気がするな」
「僕も、そう思うよ」
ちょっと意地悪で、よく分からなくて、でも時々すごく優しくて。ネアの中にある“なにか”――たぶん、僕と同じように、何かを捨ててここに来たんだと思う。
いつかネアの笑顔も見られればいいな。
