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1話
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『はい……。』
「いい子、です❤」
そう言うと消毒液と、絆創膏の箱を取り出した。
「手当て、しましょうね❤」
涙をそばに置いていたティッシュで拭かれた後、消毒液を染みこませたティッシュで顎の傷口を消毒していく。
そして大き目の絆創膏を貼られた。
『あ、りがとうございます…』お礼を言うと、
「ここもちゃんと手当てしときましょう。」
そう言って、腕を消毒して、足も消毒しようとしてくる。
他意はないと分かってはいても、着ているのがワンピースのような形なので、体が拒否しようとしてしまう。
『あ、あの…足は、自分で…』
「ついでですから。」
やはり、聞き入れてもらえない。
「人間は脆いんですから…一応廃墟での傷ですし…、破傷風などかかる可能性もあるので必要でしょう?」
淡々と話しながら手当していく。
太腿まで、傷口を確認されたのは…本当に嫌だった…。
下着なんて興味も無さそうではあったけど。
そして首輪を再度装着され、手錠も片手だけ付けられた。
もう寝るだけだから、首輪のリード部分は外されている。
「じゃあ、おやすみなさい。また、明日来ますね。
“変なこと”をしないようにだけ、お願いしますね❤」
「じっじーっ」
そう言って、カメラちゃんとドアを開けて出て行った。
・・・・・・・
ドアが閉まった瞬間、開放感で吐きそうになる。
悪魔に飼われるなんて、想像もできない現状に変わってしまった今日。
夢であってほしいけど、この体のあちこちの痛みが、夢じゃないと訴えてくる。
『兎に角、疲れた……。』
ベッドに向かう。
仕事の疲れと、精神的な疲れがまるでマーブル状に混ざり合って、体がベッドに沈むのとほぼ同時に、意識もすぐに溶けるように深い闇へと沈んでいった。
to be continued...
「いい子、です❤」
そう言うと消毒液と、絆創膏の箱を取り出した。
「手当て、しましょうね❤」
涙をそばに置いていたティッシュで拭かれた後、消毒液を染みこませたティッシュで顎の傷口を消毒していく。
そして大き目の絆創膏を貼られた。
『あ、りがとうございます…』お礼を言うと、
「ここもちゃんと手当てしときましょう。」
そう言って、腕を消毒して、足も消毒しようとしてくる。
他意はないと分かってはいても、着ているのがワンピースのような形なので、体が拒否しようとしてしまう。
『あ、あの…足は、自分で…』
「ついでですから。」
やはり、聞き入れてもらえない。
「人間は脆いんですから…一応廃墟での傷ですし…、破傷風などかかる可能性もあるので必要でしょう?」
淡々と話しながら手当していく。
太腿まで、傷口を確認されたのは…本当に嫌だった…。
下着なんて興味も無さそうではあったけど。
そして首輪を再度装着され、手錠も片手だけ付けられた。
もう寝るだけだから、首輪のリード部分は外されている。
「じゃあ、おやすみなさい。また、明日来ますね。
“変なこと”をしないようにだけ、お願いしますね❤」
「じっじーっ」
そう言って、カメラちゃんとドアを開けて出て行った。
・・・・・・・
ドアが閉まった瞬間、開放感で吐きそうになる。
悪魔に飼われるなんて、想像もできない現状に変わってしまった今日。
夢であってほしいけど、この体のあちこちの痛みが、夢じゃないと訴えてくる。
『兎に角、疲れた……。』
ベッドに向かう。
仕事の疲れと、精神的な疲れがまるでマーブル状に混ざり合って、体がベッドに沈むのとほぼ同時に、意識もすぐに溶けるように深い闇へと沈んでいった。
to be continued...