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やっと、今日背中の包帯が取れる日!
B様も、早く帰ってきてくれるみたい…。
あの爆発事件から、ここ数か月はずっとお医者さんとB様が看病してくれていた。
欠損した背中が痛くて寝れなくて、痛み止めも効かない日々。効いても次に使うまで決まった時間をおかなきゃいけなくて、打っても効果がすぐに切れることもあって、いつも泣きながら、B様にしがみついていた。
息もうまくできないの。体の一部が無くなる痛みは、本当に凄まじい…。
B様には申し訳なかった。
B様には関係ないことなのに、仕事で疲れてるのに…こんな私なんかの看病をさせてしまって……。
でもいつも優しく私を支えてくれた……。
感謝してもしきれない。
「帰りました。」
待ち望んだ人の声がする。
私は翼のアンバランスでよろめきながら、急いでB様の元に駆け寄る。
「ただいまです。…おやおや。走って大丈夫なんですか?」
ぎゅうっと両腕で私を受け止めてくれて、抱きしめてくれる。
暖かくて気持ちがいい。
「B様のおかげで傷口が良くなったんです…」
「それはよかったです。新しい薬はちゃんと続けて飲んでますか?」
「今日も飲みました。でも飲むとだるくなる……」
「体のためですから、少しの間我慢してくださいねえ。」
そういうと額にキスをしてくれた。
顔が熱い…多分私の顔、赤くなってる。
「そういえば、お土産があるんですよ」B様はそう言って綺麗な装飾が付いたネックレスをおもむろに取り出す。
「今日包帯が取れるので…記念にプレゼントです。」
にっこりと歯を出して笑ってる。
綺麗な石がたくさんついていて、かなり高価そうに見える。
「名前さんに似合うと思って…奮発しちゃいました。」
そう言い、後ろからネックレスをつけてくれる。
凄く嬉しい……。