「なぜ…？私は、嬉しいですよ…こんなに求めてくれていることがわかって。」

フフッと笑い、その蜜をベロリと目の前で舐めて見せて、再度名前の唇を塞いだ。
また苦しそうな息遣いでキスに答える。咥内を堪能しながら今度は陰核を押しつぶしてやる。

また初めて感覚に体がビクンと跳ねているが、お構いなしに咥内で舌先を上顎に塗り付けて、喉の方まで差し込み刺激する。
上がってくる吐き気に嗚咽が重なって、呼吸がちゃんとできず逃げられず、大きく酸素を吸おうと顔を傾けようとするが、その頬を押さえつけて逃がさないようにする。

酸素不足と、指で押し潰されコリコリと刺激される陰核から広がる快楽で相まって、どんどんと蜜が溢れて止まらなくなる。

苦しそうにじたばたする名前が、可愛くて仕方なくて…どこまで耐えられるかギリギリまで遊んでやりたくなる。
細い手首を片手で押さえつけて、そんな私のことを見上げてくる表情にたまらなく誘い込まれる。

「はァ、たくさん濡れたので…そろそろ、挿れますね？」

「ひ…ゥッ…！」

ぴたりと自分のものを蜜口にあてがうと、恐怖で強張りだす体。
でも、ここを乗り越えなければいつまでも始められない…。

「挿れていいですか…？……、お返事は…？」

見下ろしながら低い声で問いかけると、一瞬その声色にビクッとして口をパクパクさせて、
何とか言葉を絞り出す。

「……ッ！う、ゥ、挿れて、ほしいです…。っ」