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「オレちゃん、とても新鮮でした!貴女と同じく、初めてを一緒に過ごせて良かったです。
貴重な時間をありがとうございました。また、機会があったら…会えるといいですね♡」
そう言うと、ブラックが、私の指先にキスを落としたのを最後に……そのまま暗転し、意識が途絶えた。
◇◇◇
スマホのアラーム音で目が覚めた。
スヌーズで止めてしまった履歴があり、それを解除してから両手を上にして体の筋を伸ばした。
大きな欠伸が同時に出てくる。
窓の白いレースカーテンからの朝日が、心地よい。
『何だか、すっごくいい夢を見た気がするゥ…っ』
間延びしながらもご機嫌にそう呟いて、ベッドから降りる。
降りるとすぐそこに小さい机を置いてある。
その机に乗せてあるノートパソコンを開いた。
『ブラックさんの、ファン交流イベントってなんだろうなっ。アンケート出したけど、聞いてもらえるといいなあ…!!』
『会えるのなら、何だってする~!生きがいだもんね。』
フフッと笑い、出勤準備をする。
動画を流しながら、大好きな人の声を聞く。
顔を洗ったり、歯を磨いたり、洗濯ものを室内用の物干し竿に干していく。
朝ご飯はいつも簡単なモノ。
今日はウィダーゼリーで済ませていく。
着替えてメイクして、水筒をセットして…余裕があればお弁当を作るけど、今日はもう作る余裕ないかもなあ。
壁に掛けた時計を見て、時間配分しながら出勤の準備をするのがいつもの日常だ。
ぎりぎり作れるか作れないかって時はもう作らない。
洗い物が面倒だし…、無理にしたところで夜に響く。
それなら、空いた時間に動画を見たりしていたい…。
SNSもしたいし…。
出勤用のバッグの中身をチェックする。
さっきまでいい気分だったのは、どうしてだっけ?
朝は忙しい。
時間が過ぎるのがあっという間だ。
そして考えながら準備するから、考えもころころ切り替わってしまう…。
また時計を見ると、もう出ないといけない時間になっていた。
いつも、もうちょっとゆっくりできるかなと思って準備するのに、中々思い様に行かない。
今再生している動画を取り合えず停止させる。
そしてもうそのまま、パソコンを閉じずに開いたままの状態で玄関先まで行き、いつもの履き慣れたパンプスを履く。
出ようとした刹那、開いたままのノートパソコンから通知音が鳴った。
『……?珍しい…、朝に来ることある?』
気にはなったが、出ないと間に合わないので確認せずに家を出た。
『行ってきます~』
いつも繰り返しの日常で、あなたに逢えたらどんなにいいだろう…。
end
最後の通知音の解釈は自由です~!
後、指先へのキスは相手への「賞賛」・「感謝」の意味があります。
貴重な時間をありがとうございました。また、機会があったら…会えるといいですね♡」
そう言うと、ブラックが、私の指先にキスを落としたのを最後に……そのまま暗転し、意識が途絶えた。
◇◇◇
スマホのアラーム音で目が覚めた。
スヌーズで止めてしまった履歴があり、それを解除してから両手を上にして体の筋を伸ばした。
大きな欠伸が同時に出てくる。
窓の白いレースカーテンからの朝日が、心地よい。
『何だか、すっごくいい夢を見た気がするゥ…っ』
間延びしながらもご機嫌にそう呟いて、ベッドから降りる。
降りるとすぐそこに小さい机を置いてある。
その机に乗せてあるノートパソコンを開いた。
『ブラックさんの、ファン交流イベントってなんだろうなっ。アンケート出したけど、聞いてもらえるといいなあ…!!』
『会えるのなら、何だってする~!生きがいだもんね。』
フフッと笑い、出勤準備をする。
動画を流しながら、大好きな人の声を聞く。
顔を洗ったり、歯を磨いたり、洗濯ものを室内用の物干し竿に干していく。
朝ご飯はいつも簡単なモノ。
今日はウィダーゼリーで済ませていく。
着替えてメイクして、水筒をセットして…余裕があればお弁当を作るけど、今日はもう作る余裕ないかもなあ。
壁に掛けた時計を見て、時間配分しながら出勤の準備をするのがいつもの日常だ。
ぎりぎり作れるか作れないかって時はもう作らない。
洗い物が面倒だし…、無理にしたところで夜に響く。
それなら、空いた時間に動画を見たりしていたい…。
SNSもしたいし…。
出勤用のバッグの中身をチェックする。
さっきまでいい気分だったのは、どうしてだっけ?
朝は忙しい。
時間が過ぎるのがあっという間だ。
そして考えながら準備するから、考えもころころ切り替わってしまう…。
また時計を見ると、もう出ないといけない時間になっていた。
いつも、もうちょっとゆっくりできるかなと思って準備するのに、中々思い様に行かない。
今再生している動画を取り合えず停止させる。
そしてもうそのまま、パソコンを閉じずに開いたままの状態で玄関先まで行き、いつもの履き慣れたパンプスを履く。
出ようとした刹那、開いたままのノートパソコンから通知音が鳴った。
『……?珍しい…、朝に来ることある?』
気にはなったが、出ないと間に合わないので確認せずに家を出た。
『行ってきます~』
いつも繰り返しの日常で、あなたに逢えたらどんなにいいだろう…。
end
最後の通知音の解釈は自由です~!
後、指先へのキスは相手への「賞賛」・「感謝」の意味があります。
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