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【船渡しの恋】
ある日俺は映姫様に呼ばれ、一つ頼まれ事をされた。
「ナナシ…最近小町がまた仕事をサボっているみたいなので、様子を見てきてくれませんか?」
「あっ、はい。わかりました」
そして彼女がいそうな場所を探そうと、ここら辺で一番俺が好きな場所に…
彼岸花が咲き誇る場所に、彼女はいた。
「先輩、またサボタージュですか? いい加減映姫様に怒られますよ?」
「へーき、へーき。なんならナナシも一緒にサボるか?」
「せっかくの先輩の誘いですが、ここは遠慮させていただきます」
「なんだよ~つれないな~」
「真面目なんです、俺は」
「あたいだって真面目だよ」
「サボり魔の癖に?」
「いや、真面目にサボってるんだ」
なんと!? 何言ってんだ!?
「確かに仕事も大事だよ。けど休むのも大事だ。あたいにとって、それがサボることなだけ。ナナシはどうなんだ」
俺は……
「わかりません。……でも」
「でも?」
「先輩と話している間が一番楽しいですね。あっ、けど休むのとは違うか…」
「そうか…よし! 今から遊びに行くよ!」
でも仕事が…と言いそうになったが、ギリギリのところで押さえた。
その代わりに出てきた言葉は「どこにですか?」だった。
先輩は一瞬、驚いた表情でこちらを見たが、すぐにいつもの笑顔で「人間の里にでも行こう」と言った。
「いや~、たまに来ると楽しいね」
「ですね」
「ナナシ、あそこに入らないか?」
先輩が指さしたところは、いわゆる甘味処だった。
「いいですね。俺も休みたかったし」
こっちに来てからずっと歩きっぱなしだったのだ。ようやく座れると思うと、甘味処だろうが構わなかった。
「あ~美味しい!!」
甘味処に入って先輩が頼んだのはあんみつ。俺はそこまで腹が減ってなかったのでアイスティーを注文した。
「ナナシは食べなくていいのか?」
「あんまり腹減ってないんで」
「そっか。ナナシ」
「なんでムグッ」
「どうだ? 美味いだろ?」
「美味しかったですけど…」
「けど、なんだ?」
「先輩、今の間接キスじゃ…」
「…それは聞くもんじゃないよ」
そう言い返す先輩の顔は赤くなっていた。
「あたいさ、こうするのが夢だったんだよ」
「こうするって?」
「だからさ、好きな人とこう過ごすのがだよ」
「それってつまり……」
「ナナシ、これからもあたいと一緒にいてくれるか?」
答えは、もう決まってる。
「 」
先輩への返事をした俺の頭に残っているのは映姫様になんと言い訳をしようかということだった。
Fin
→あとがき
くりゅです
小町夢でしたが、口調が掴みきれていませんorz
花映塚欲しいね、花映塚。
その前に紅魔郷をノーマルノーコンティニューでクリアしないと……あと文花帖
煉様
ちょっと纏まりがない感じで終わってしまいましたが…
どうでしたか?
感想がありましたら雑談掲示板にお願いします
ある日俺は映姫様に呼ばれ、一つ頼まれ事をされた。
「ナナシ…最近小町がまた仕事をサボっているみたいなので、様子を見てきてくれませんか?」
「あっ、はい。わかりました」
そして彼女がいそうな場所を探そうと、ここら辺で一番俺が好きな場所に…
彼岸花が咲き誇る場所に、彼女はいた。
「先輩、またサボタージュですか? いい加減映姫様に怒られますよ?」
「へーき、へーき。なんならナナシも一緒にサボるか?」
「せっかくの先輩の誘いですが、ここは遠慮させていただきます」
「なんだよ~つれないな~」
「真面目なんです、俺は」
「あたいだって真面目だよ」
「サボり魔の癖に?」
「いや、真面目にサボってるんだ」
なんと!? 何言ってんだ!?
「確かに仕事も大事だよ。けど休むのも大事だ。あたいにとって、それがサボることなだけ。ナナシはどうなんだ」
俺は……
「わかりません。……でも」
「でも?」
「先輩と話している間が一番楽しいですね。あっ、けど休むのとは違うか…」
「そうか…よし! 今から遊びに行くよ!」
でも仕事が…と言いそうになったが、ギリギリのところで押さえた。
その代わりに出てきた言葉は「どこにですか?」だった。
先輩は一瞬、驚いた表情でこちらを見たが、すぐにいつもの笑顔で「人間の里にでも行こう」と言った。
「いや~、たまに来ると楽しいね」
「ですね」
「ナナシ、あそこに入らないか?」
先輩が指さしたところは、いわゆる甘味処だった。
「いいですね。俺も休みたかったし」
こっちに来てからずっと歩きっぱなしだったのだ。ようやく座れると思うと、甘味処だろうが構わなかった。
「あ~美味しい!!」
甘味処に入って先輩が頼んだのはあんみつ。俺はそこまで腹が減ってなかったのでアイスティーを注文した。
「ナナシは食べなくていいのか?」
「あんまり腹減ってないんで」
「そっか。ナナシ」
「なんでムグッ」
「どうだ? 美味いだろ?」
「美味しかったですけど…」
「けど、なんだ?」
「先輩、今の間接キスじゃ…」
「…それは聞くもんじゃないよ」
そう言い返す先輩の顔は赤くなっていた。
「あたいさ、こうするのが夢だったんだよ」
「こうするって?」
「だからさ、好きな人とこう過ごすのがだよ」
「それってつまり……」
「ナナシ、これからもあたいと一緒にいてくれるか?」
答えは、もう決まってる。
「 」
先輩への返事をした俺の頭に残っているのは映姫様になんと言い訳をしようかということだった。
Fin
→あとがき
くりゅです
小町夢でしたが、口調が掴みきれていませんorz
花映塚欲しいね、花映塚。
その前に紅魔郷をノーマルノーコンティニューでクリアしないと……あと文花帖
煉様
ちょっと纏まりがない感じで終わってしまいましたが…
どうでしたか?
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