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【闇夜に萃まる恋心】
今日は博麗神社の宴会日……いつものように参加者は酔い潰れていた。
「騒がしくなってきたね」
僕は隣でお肉を頬張っているルーミアに声をかけた。
「そおらね」
「食べるか喋るか、どっちかにしなよ」
ルーミアはコクンと頷くと食べていたお肉を飲み込み、僕にぴったりとくっついてきた。
「どうしたの、ルーミア?」
「んー、ちょっとナナシとこうしていたいなーって」
それを聞いて、少し笑みがこぼれる。
僕はルーミアの頭を撫でながら
「好きなだけ、そうしてていいよ」
と、うとうとしている彼女に言った。
「わはー……」
そのままルーミアは眠ってしまった。
「ほらーナナシ、呑んでるかー?」
「しーーっ」
「?」
「ルーミアが寝ちゃってるから、少し静かにしてくれるかな?」
続いて、萃香が僕のところにやってきた。
「むー、なんかナナシはルーミアにばっかり優しくしてないか?」
「そんなことないって。萃香も眠かったら寝ていいんだからね?」
そう言い、空いている膝を叩く。
「じゃあ、横になっていいか?」
「どうぞ」
萃香は僕の膝を枕にして、ルーミアと僕に角があたらないように横になった。
「ふふっ、こうしていると二人とも可愛い女の子なんだけどね」
「なんだよー、それじゃ普段は可愛くないみたいじゃないか」
僕を見上げながら萃香が反論してくる。
「普段は可愛い妖怪だよ」
そう言い、笑って見せる。萃香の顔を見ると、酔っ払ってるのか真っ赤だった。
「ナナシー、眠くなって来ちゃった」
「いいよ、寝ちゃって」
「うん、お休み……」
そういって、萃香も寝息を立てはじめた。
「ナナシさん、飲まれますか?」
「ありがと、咲夜さん。でも遠慮しとくよ」
これじゃ飲めそうにないしね、と呟く。
「ふふ、本当に好かれているんですね」
「まあね、二人とも積極的だし」
どんなに鈍くてもわかるだろう。
「そうだ。ナナシさん、これを」
そう言い、咲夜さんが三切れのケーキを出してきた。
「…………これは?」
「後で三人で食べてください。もう、食べれそうな人がいないので」
言われて辺りを見渡す。ほとんど寝てるか、片付けをしている。
「手伝えなくて、ごめんね」
「いいですよ。では」
二人が寝ているため、僕はずっと起きていた。
空が明るくなって……もう朝か。
「ルーミア、萃香、起きて朝だよ」
「ん……んー。おはよ、ナナシ」
先に起きたのは萃香だった。
「よく眠れた?」
「ばっちり」
「んむゅう……あ、おはよ……ナナシ」
続いてルーミアも起きた。
「おはよ、ルーミア。そうだ、昨日咲夜さんにケーキ貰ったんだけど、今食べる?」
『食べる!』
あとがき→
くりゅです。
今回は、ルーミアか萃香のどちらか。というリクエストだったのですが、片方にするなら、両方にしちゃえ!という考えで、書いたら。まとまりのない作品になってしまいました…。
申し訳ありません。
感想等は、あれば感想板にお願いしますね。
今日は博麗神社の宴会日……いつものように参加者は酔い潰れていた。
「騒がしくなってきたね」
僕は隣でお肉を頬張っているルーミアに声をかけた。
「そおらね」
「食べるか喋るか、どっちかにしなよ」
ルーミアはコクンと頷くと食べていたお肉を飲み込み、僕にぴったりとくっついてきた。
「どうしたの、ルーミア?」
「んー、ちょっとナナシとこうしていたいなーって」
それを聞いて、少し笑みがこぼれる。
僕はルーミアの頭を撫でながら
「好きなだけ、そうしてていいよ」
と、うとうとしている彼女に言った。
「わはー……」
そのままルーミアは眠ってしまった。
「ほらーナナシ、呑んでるかー?」
「しーーっ」
「?」
「ルーミアが寝ちゃってるから、少し静かにしてくれるかな?」
続いて、萃香が僕のところにやってきた。
「むー、なんかナナシはルーミアにばっかり優しくしてないか?」
「そんなことないって。萃香も眠かったら寝ていいんだからね?」
そう言い、空いている膝を叩く。
「じゃあ、横になっていいか?」
「どうぞ」
萃香は僕の膝を枕にして、ルーミアと僕に角があたらないように横になった。
「ふふっ、こうしていると二人とも可愛い女の子なんだけどね」
「なんだよー、それじゃ普段は可愛くないみたいじゃないか」
僕を見上げながら萃香が反論してくる。
「普段は可愛い妖怪だよ」
そう言い、笑って見せる。萃香の顔を見ると、酔っ払ってるのか真っ赤だった。
「ナナシー、眠くなって来ちゃった」
「いいよ、寝ちゃって」
「うん、お休み……」
そういって、萃香も寝息を立てはじめた。
「ナナシさん、飲まれますか?」
「ありがと、咲夜さん。でも遠慮しとくよ」
これじゃ飲めそうにないしね、と呟く。
「ふふ、本当に好かれているんですね」
「まあね、二人とも積極的だし」
どんなに鈍くてもわかるだろう。
「そうだ。ナナシさん、これを」
そう言い、咲夜さんが三切れのケーキを出してきた。
「…………これは?」
「後で三人で食べてください。もう、食べれそうな人がいないので」
言われて辺りを見渡す。ほとんど寝てるか、片付けをしている。
「手伝えなくて、ごめんね」
「いいですよ。では」
二人が寝ているため、僕はずっと起きていた。
空が明るくなって……もう朝か。
「ルーミア、萃香、起きて朝だよ」
「ん……んー。おはよ、ナナシ」
先に起きたのは萃香だった。
「よく眠れた?」
「ばっちり」
「んむゅう……あ、おはよ……ナナシ」
続いてルーミアも起きた。
「おはよ、ルーミア。そうだ、昨日咲夜さんにケーキ貰ったんだけど、今食べる?」
『食べる!』
あとがき→
くりゅです。
今回は、ルーミアか萃香のどちらか。というリクエストだったのですが、片方にするなら、両方にしちゃえ!という考えで、書いたら。まとまりのない作品になってしまいました…。
申し訳ありません。
感想等は、あれば感想板にお願いしますね。