太陽の様な貴方に忠誠を。短編集
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『ん...泥々になってしまったな...』
「そうだなぁ、ナミに怒られちゃう...」
クロウとチョッパーは顔を見合わせる
『んーナミが帰ってくるまでに
お風呂に入ってしまえばバレないかもな!
そうだろ?ルフィ、チョッパー!』
三人で遊んでるうちに泥だらけに
なってしまった二人にも声をかける
「えーおれ風呂いやだ...」
「おれはかまわないぞ!」
チョッパーが了承する反面、嫌がるルフィ
すると、なにか思い付いた顔をするクロウ
『ルフィ!新技を見せてあげよう!』
「おぉ!!それ、すげェのか!!」
「おれも見たいぞ!!クロウ!」
『すごいやつだぞ!
だがなぁ...お風呂でしか出来ないんだよなぁ』
クロウはチラッとルフィを見る
「おれ!風呂はいるぞ!」
『よし!お風呂へ!レッツゴー!!』
クロウは二人を連れお風呂場へと向かっていく
「ただいま~...って、あれ?船番三人は?」
「あら?どこにいっちゃったのかしら」
ナミとロビンはショッピングから帰ってくると
船番を頼んだルフィ、チョッパー、クロウの
三人が見当たらないことに気付く
「おい、風呂場から声がするぞ」
「おいおい...
ゾロ、いくらなんでもそれはねェだろ」
ゾロが風呂場を指差し言った言葉に対し
ウソップが嘘だろ...?と言う
『ルフィ、チョッパーやったな!?
“Wasser-ヴァッサー-” 水鉄砲!』
「ねぇ...あれクロウの声よね...?」
ナミは風呂場から聞こえてくる笑い声に耳をすます
「うぉっ!!ずりぃぞ!クロウ!
チョッパー!仕返しだ!」
「おう!!」
「「...」」
「お、おい!ナミ!サンジ!」
恐ろしい形相で風呂場に向かうナミとサンジを
止めようとするが、無力に終わるウソップ
バァンッ!!
「ちょっと!?あんた達なにしてんの!!
船番は!?」
「おい!くそゴム!!」
二人は扉を思いきり開け叫ぶ
パシャッ...
「「『...?』」」
そこには体にタオルを巻いたクロウ、
腰にタオルを巻いたルフィ、チョッパーがいた
三人とも凄い形相の二人をみて首をかしげる
「!?3人とも今すぐあがりなさい!!」
ナミは怒鳴る
『ナミ、まだ浸かり足りないが...』
「早くあがる!分かった!?」
『む...』
ナミの気迫におされ渋々あがるクロウ
「お前らもあがれ!」
「「はーい」」
サンジに言われ二人も渋々あがる
「あの状況はなに!?」
『...泥だらけだったから、ナミが帰ってくる前に
綺麗になっておかねばと思ってな
三人で入っていた。ダメだったか?』
「ダメよ!大体ね、あなた女の子なのよ!?」
『?だからタオルを巻いたぞ?』
「はぁ...
もう、ルフィとチョッパーだったから許すわ
敵船とかは絶対ダメよ!」
『勿論だ、仲間としか入らない』
「サンジくん、ゾロ、ウソップはダメよ?」
『了解だ、ナミとロビンは良いのか?』
「勿論よ!今度一緒に入りましょ?
良い入浴剤を買ってきたの!」
ナミはクロウに甘く、
約束をすることにしたようだ
一方、ルフィとチョッパーは
「お前らは全く...うらやましい!」
「おーい、サンジくーん...本題がズレてるぞ~」
サンジは初っ端から話がずれている
それをウソップに指摘されてしまう始末だ
「チョッパー!
今度はクロウに波起こしてもらおう!」
「おう!そうしよう!クロウ~」
二人はサンジの話など聞いてもいない様子で
ナミと話すクロウの元へと行く
「おい!お前ら!おれも混ぜろ!!」
「?サンジ、ナミが
サンジとゾロと、ウソップはダメだって
クロウに言ってたぞ?」
「なんだって!?」
チョッパーに言われ、項垂れるサンジ
「お風呂嫌いなルフィが入るから結果オーライだな」
「そうね、微笑ましいわ」
その様子を見てウソップとロビンは笑っている
「...」
ゾロはお昼寝タイムのようだ
今日も麦わらの一味は平和な様です―