太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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「...しかしあの怪物はデカかったな...」
「...うん...もう...会いたくないや」
「おれはな...チョッパー...」
「ん?」
「本気出せばあんなのでも勝てたんだぜ」
「ホントか!?」
「昔10匹倒したことがある」
「10匹も!?」
ウソップは海を眺めながらチョッパーに話す
「大体ねーあんた達!何のために海底に潜ったの!?」
ナミはルフィ達が取ってきた荷物を見て怒っている
「こんなガタクタばかり持ってきて
空への手がかりなんて1つも無いじゃない!?」
「だから、無かったんだ!何も」
「あぁ、それがほんとなんだよナミさん
あの船は明らかに既に何者かに荒らされた後だった
...でなけりゃ
何かしらの理由で内乱が起き殺しあったかだ」
ゾロとサンジは怒っているナミに事情を話す
「だったら尚更情報が必要じゃない!
いい!?これからもし私達が空へ行くと言うのなら
あの船に起こったことはもしかして
私達の身に降りかかるかもしれないって事なの!!
情報が命を左右するってのに...!!」
ナミはそう言うとガタクタをガンガンと踏みつける
ガシャンガシャン!
『ルフィ、それは?』
「ヨロイだ!」
『凄いな!』
クロウはヨロイを着たルフィを見て
二人で楽しそうにしている
「大変そうね...」
ロビンはその様子を見ていたのかナミに声を掛ける
「大変なのはこれからよ...ホント馬鹿ばっかり!
これで完全に行き先を失ったわ...!!」
呆れた...という顔をするナミに
ロビンが何かを手渡した
スッ...
「...はい」
「えっ永久指針...!!これ...」
「さっきのお猿さん達の船でね、
クロウが私に手招きをして教えてくれたの」
ロビンはそう言うと
ルフィと楽しそうにしているクロウに視線を送る
「...うぅ...!!私の味方はあなた達だけ...!!」
ロビンとクロウを感動という眼差しでみているナミ
「相当苦労しているのね...」
ロビンはそれを見て同情している
『ルフィ!タコがいるぞ!』
「おお!クロウ、たこ焼きしよう!」
一方、タコを見つけ騒いでいる二人
「“ジャヤ”...きっと彼らの本拠地ね...」
ナミは先程ロビンから手渡された
永久指針に刻んである文字を読む
「“ジャヤ”?そこに行くのか?」
ルフィはたこ焼きを頬張りながらナミに問う
「あんたが決めるんでしょ!?」
ナミが叫んでいる
「おーし!ジャヤ舵いっぱーい!!」
ルフィが叫ぶ
「...ッハ!!もしかして、ジャヤって場所へ行くとしたら
そこでまた記録は書き換えられちまうんじゃ...?
つまり...空島へは行けなくなる...」
ウソップはなにかに気づいたように呟く
「...!?ジャヤ舵やめだ!!」
ルフィは急いで取り止めた
「ナミ!!どういうことだ!!」
「あら、じゃあどうするの?」
ルフィはナミを問いただしている
『ルフィ、島へ着いてすぐに記録が
貯まるわけではない。
ジャヤへ行き、次の記録が貯まる前に
情報収集をして島を出てしまえば良いよ』
クロウはルフィにそう伝える
「多少の運は必要ね」
ナミも納得したようだ
「じゃあ、ジャヤ舵いっぱーい!!」
ルフィは元気良く声をあげた
―船は一時、謎の土地ジャヤを目指す―