太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
お好きなお名前をご入力ください。
主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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ザザーン...
「これでフリ出しに戻ったぞ」
「...でどうやって上へ行くんだ?」
「よしじゃあおっさん呼ぼう」
『そうだな、聞いてみよう』
ルフィとクロウは笛を吹こうとする
「ちょっ!!ちょっと待って!?
これは緊急事態に取っておくやつでしょ!?」
「またあの変な仮面のやつ現れたらどうすんだ!!」
ナミとウソップは二人に怒鳴る
『...?ナミ、ウソップ、あれなら僕でもやれる』
「「そ、そうだけど...」」
首をかしげるクロウに二人は何も言えなくなる
「なぁ!あそこ見てくれ!!」
すると、チョッパーが遠くに何か見つけたようだ
「なにかしら...滝のようにも見えるけど...」
「変な雲だろ?」
ロビンはチョッパーが指す方を見る
「よし決まりだ。あそこにいってみよう」
ゾロは言う
「...その前にでっかい雲...どうする?」
ウソップは滝の様な雲の前にある雲を見て言う
「“空の海”の上に浮いてんだから
同じ“空の海”じゃねェだろ」
「...じゃあどんな雲だ?」
「ただの雲ならそのまま進むんだけど...」
ナミがそう言うと
「触ったらわかるだろ」
ルフィはそう言い、腕を伸ばす
パフンッ!!
「わっ!弾いた!」
雲はルフィの腕を弾いたのだ
フカッフカッ...
「見ろ!乗れた!沈まねェぞ!!」
ルフィはその雲の上に乗り跳ねて遊んでいる
『ルフィ、僕も行く』
「「おれも!!」」
クロウとウソップ、チョッパーは
ルフィのいる雲の方へと行く
「...でも、そうなるとこの盛り上がった雲のある
場所は船じゃ通れない訳か...」
ナミは考え込む
『ナミ~!
僕達が上から通れそうなルートを探そうか?』
クロウが雲の上から叫ぶ
「えぇ!頼むわ!」
「ほんとに機転の効く子ね...」
「抜けてるとこも多いけどね...」
ナミとロビンはその様子を見て言う
「門があったぞ!!」
「門?」
ルフィが叫ぶ声にナミが反応した
『あぁ、あの滝の様な雲の下の方に
大きな門が見えた。道案内しよう』
クロウはそう言うとナミに行く方向を伝え
メリー号を導いていく
「...ふぅ...やっと抜けたわ...」
『皆、お疲れ様』
何回もくねくねと方向転換した為疲れたのか
ため息をつくナミ達にクロウはそれを労う
ドドドドド...
「確かに門がある...」
「それに見て!
あの滝みたいな雲はやっぱり滝なのよ!!
さっきの性質の違う雲の上を流れてるんだ」
ナミは雲を興味深そうに見る
『“天国の門”か...』
クロウは門に書かれている文字を読む
「縁起でもねェ...死にに行くみてェじゃねェか...」
「いーや、案外おれ達ァ
もう全員死んでんじゃねェのか?」
ウソップがガタガタ震えているのとは
裏腹に笑いながら話すゾロ
「そうか、その方が
こんなおかしな世界にも納得がいくな...」
「死んだのか!?おれ達!!」
ゾロの言葉に相槌をうつサンジの言葉に
驚くチョッパー
「天国かァ~楽しみだ!
こっから行けるんだ!やっと!!」
ルフィに至ってはふざけている
ガチャ...
「見ろあそこ!誰か出てきたぞ!!」
ウソップが扉が空いた方を指差す
カシャッ!!カシャッ!!
「観光かい?それとも...戦争かい?」
羽のようなものを背中から生やしたおばあさんが
カメラのシャッターをきりながら出てきた
「どっちでも構わない、上層に行くんなら
入国料1人10億エクストル置いていきなさい
それが「法律」」
そう言ったおばあさんは
「天国の門」監視官のアマゾンである
「天使だ!天使ってあんなんなのか...!!
梅干しみてェだ」
ルフィはアマゾンを見て驚く
「10億エクストルってベリーだといくらなんだ?」
「...あの...お金、もし無かったら...」
ウソップとナミがアマゾンに問う
「通って良いよ」
「いいのかいっ!!」
あっけらかんと言うアマゾンにツッコむウソップ
「...それに、通らなくても良いよ」
「?」
「あたしは門番でもなければ衛兵でもない
お前達の意思を聞くだけ」
アマゾンはそう言い、意味ありげに笑う
「じゃあ行くぞおれ達は空島に!
金はねェけど通るぞばあさん!」
「そうかい8人で良いんだね?」
ルフィに確認をとるアマゾン
「...?うん、でもよどうやって登ったら...」
ルフィがそう聞こうとした途端...
下から何かがやってくる
ガシィッ!!
ボフンッ!!
「え!?」「ぎゃぁー!!」
「何だ?何か出てきた!?」
「“白海”名物「特急エビ」...」
アマゾンが呟く...
そう、下から現れたのは巨大なエビだったのだ
ザザザザ...
「うわぁっ!動き出した!!」
『滝を昇る気なのか!』
エビは力強く動きだし、滝の方へと行く
ザザザザ...
「上にまだ続いてる!?」
ナミは滝の上へとくるくる伸びる雲を見て驚く
ザザザザ...
「うおおお~~!!」
「やっほー!!」
一味を乗せたメリー号をガッシリと掴んだエビは
上へと上へと昇っていく...
―「天国の門」監視官アマゾンより
全能なる“神”及び神官各位
神の国「スカイピア」への
不法入国者8名
“天の裁き”にかけられたし―
一味が昇っていく様子を見てニヤリと笑うアマゾン...