太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
お好きなお名前をご入力ください。
主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
コォォォ
船は雲のなかを昇っている
ルフィは何やら苦しそうにしている
ドカァン!!
「プハッ!」
ルフィはやっと息継ぎが出来た様だ
バキバキ...
メリー号に付いていていた翼のようなものは
雲の上へと出た衝撃で壊れてしまった
ゴオォォォォ...
一方、海では船の一部が
まだ少し荒れている波に浮かんでいた
「ゼハハハ!!参ったぜ!逃げられた!」
黒いひげ面の男は大笑いをしている
シャリ...
「ゲホッ...ゴホ!あいつら...運が良い...!!」
病弱そうなおじさんと馬はリンゴを食べながら見る
「呑気な事言ってやがるぜ
せっかくの獲物を取り逃がしちまったってのによ...
何とかしろよ船長!さっさと追って仕留めようぜ」
どこかで見た格闘チャンピオンもいる
「ゼハハ!喚くなバージェス...
この世から消えちまった訳でもねェ
すぐにまたハチ合うさ
この“偉大なる航路”にいる限りな!」
船長と言われたひげ面の男はそう言う
「その通り、この世は全て
強い思いの赴くままに...
巡り会う歯車なのである」
スナイパーの様な男は言う
「ゼハハハ...な!?みろ!」
「...ったく!」
「ゲホッ...あぁ!」
男は仲間達と立ち昇る海を眺めている
ザザーン...
「ケホッ!!...ハァ...ハァ...」
「ゴホッ...クハッ...」
「ゲーゲーエホッ...」
「...参った...何が起きたんだ...」
「ハァ...」
約二名以外皆、苦しそうにしている
『おい!みんな大丈夫か!?』
クロウは苦しそうにする皆に声をかける
「おいみんな見てみろよ!船の外!」
ルフィは外を指差し叫ぶ
ルフィが指差したそこには...
真っ白な雲が一面に広がり、
船はその上に浮かんでいるのだ
「雲...!?雲の上何で乗ってるの!?」
ナミはその景色を見て驚く
「そりゃ乗るだろ雲だもんよ」
「「「いや乗れねェよ!?」」」
ルフィの言葉に
サンジ、ゾロ、チョッパーは言い返す
「大変だァ!ウソップの息がない!」
チョッパーが倒れているウソップを見る
「何ィ!?何とかしろ!人工呼吸だ!」
ルフィは叫ぶ
「よしおれはナミさんと人工呼吸だ!」
サンジはナミにハートを飛ばしている
「アホか」
ゾロはそれを見て呆れている
「ねぇクロウ?なんでその姿なの?」
ナミはクロウが先程まで人の姿だったのに
急に狼へと姿を変えていたのを疑問に思ったようだ
『あぁ、ここへ着く前に
少し酸素が薄くなっていくのに気付いてな...
人よりこっちの方が少し楽だったから。
でも、もう慣れたから戻るぞ』
そう言うと少女へと姿を変えていく
「何度見ても綺麗よね...」
ナミは狼の姿のクロウの神聖さを思い出す
『そうか?』
本人はあまり気にしていない様子だ