太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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シャンシャンシャン♪ピーピーピー!!
「サ~ルベ~ジ~サルベ~ジ~♪
サ~ルベ~ジ~サルベ~ジ~~♪」
陽気な声と共にシンバルや笛を
鳴らしながら船が近づいてくる
「全体~止まれ!!!!」
ピリリ!
そう聞こえ、目の前で止まっている船を見ると
サルやバナナがモチーフの大きな船だった
「アイアイサー!!」
「ボス!つまりそいつァおれのことさ!
引き上げ準備ー!!沈んだ船はおれのもんだ!」
そう叫んでいるのは大きな船の船長であろう
サルベージ王、マシラだ。
「また妙なのが出てきたわ...こんなときに...」
ナミは呆れたようにマシラ達を見ている
「おい!お前らそこで何してる!
ここはおれのナワバリだ!」
マシラはこちらに気づいたのか何か言っている
「ナワバリ?」
「そうとも...
この海域に沈んだ船は全て俺のもんだ
てめぇら手ぇ出しちゃいねぇだろうな!?
んん!?」
マシラはこちらを見て問いかける
「あの人...サルベージするつもりらしいわよ...?」
「あぁ、そんなこといってんなぁ」
「じゃあ何??
これってチャンスなの!?」
ナミがロビンとウソップに聞いている
「ごちゃごちゃいってんじゃねぇ!!
おれ様の質問に答えやがれ!!ウキーー!!」
マシラは3人がこそこそと話しているのが
気に食わなかったのか腹をたてている
シュンッ......タッ...
『こんなにうるさい猿は初めて見たぞ』
クロウは大きく飛躍し、マシラの前へと移動した
「...!?なんだ?嬢ちゃん??」
マシラは急に目の前へ来た少女に驚きを隠せない
「ちょっと...!?」
ナミも先程まで水面を見つめていたクロウが
あんなとこに..とびっくりしている
『僕は君に質問したい。良いかな?マシラ』
「あ、あぁ」
クロウの有無を言わせないと言わんばかりの
目を見てマシラも首を縦に降るしかできなかった
『これからあの船をサルベージするのか?』
「あぁ、おれ達に引き上げられねえ船はねぇ!!」
『じゃあここで見ていても良いかな?』
「勿論だ!」
そう言うとクロウは
そのままマシラ達の船の手すりに腰掛ける
「あの子、なに考えてるのかしら..?」
ナミはそれを見て不思議そうな顔をしている
「ボス!大変です!!
海底にゆりかごを仕掛けに行った船員が...!」
船員の一人がぐったりとしている船員をつれてきた
「何者かが殴ったあとがある...」
「海底に誰かいるのか!?!?」
マシラ達の言動に
ナミとウソップはギクッと肩を揺らす
『君達、少し騒がしすぎるぞ、
口を慎めて体を動かせ』
クロウが顔をしかめながら言うと
マシラ達は素早く動き始めた
「おい...クロウのやつ仕切ってるぞ...」
「本当ね...ある意味凄いわ...」
ウソップとロビンは若干引きつつ笑っている
「なんとか...バレずにすんだわ...」
ナミはホッとため息を付いた