太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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クークー...
バサッ...
酔っ払った男のもとへ紙の束が落とされた
「おー新聞か今日はどんな凶報が...
あン!?違うな...手配書の束か
全くここは無法の町だぜ
悪人のご紹介なんざウンザリだってのに...
...!!こりゃ昼間の腰ぬけ小僧どもじゃねぇか...
ウヒャヒャ...しかしあの空島発言には笑わせてもらったね
額は確か...3000万...ん?
イカンイカン...ちょっと飲み過ぎたか?
10万...100万...1000万......1億??」
男はダラダラと汗をかく
ザッザッ...ザッ...
「3時間よ!ルフィ!それ以上出航時間延ばしたら
“空島”へのチャンスを
あんたが逃すことになるのよ!?
クロウ!あんたも頼んだわよ!」
ルフィはクロウに乗り、
クロウはルフィを乗せ海岸沿いを走り、
ナミに言われた言葉を思い出す
「あぁあの時の大猿達にゃ笑ったよ!!
あの図体で血まみれの顔に涙と鼻水たれ流して
「おやっさぁ~ん!」だ!!ハハッハハ!!
そんなに大事ならしっかり守ってやれってんだ!
ハハハ!そうだろ?」
サーキースは仲間達に笑いながら話す
「アハハハダッサーイ!!」
「フフ...そう言ってやるなよ
相手がお前やベラミーじゃしょうがねェ
何たってウチの船長は
懸賞金5500万ベリーの大型ルーキーだ」
サーキースの話を笑う仲間達
バンッ!!
「大変だ~!」
男が一人焦りながら店に入ってくる
「おい、なんだこんな世の中に」
「昼間!この店にいた奴らはすぐ...あ!
ベラミー!!あんたまだここにいたのか!
すぐ逃げた方がいいぜ...!
アンタ...殺されるぞ一番あぶねェ」
男はベラミーに向かって叫ぶ
「...?何の話だよ...おれが?
誰に殺されるって?」
ベラミーはそう言った男を睨む
パリン...
店の中は静まり返っている
「「1億...6000万...!?」」
店にいる海賊達は驚く
「そうさ!昼間のあいつら二人とも
アンタより懸賞金が上なんだよ...!
ワンコの方は手配書が無かったが!」
男はベラミーに言う
「ウソだろ!?ヤベェ!
えれェ奴を笑っちまった...おれ達...」
「顔を覚えられてねぇかなここにいるとヤベェぞ!
1億の賞金首なんて会ったことねェよ...!」
海賊達は騒ぐ
「ハハッハハ!!オイオイオイ!
...バカ共が...こんな紙キレに怯えやがって!
てめぇらの目は節穴かよ!?
張本人を見ただろう!?」
ベラミーは怯える海賊達を見て高笑いする
ザッ...
『着いたぞ、ルフィ』
「あぁ、クロウありがとな」
二人は酒場の前に立つ
「過去にこんな海賊がいたのを知ってるか?
てめぇの手配書をてめぇで偽造して
ハッタリだけで名をあげた海賊...
相手はその額を見て縮み上がり何もせず
ただ降伏するって訳さ戦えば本来勝てるものを...
今のお前らの様にだ!!
当人の弱さを目の当たりにしておきながら
このザマだ...!情けねェ...!!」
ベラミーは海賊達に向かって話す
「そうだったのか...ビビらせやがって」
「そうだ、新聞にのってネェのもおかしい...」
「ちげぇねぇ!“麦わら”なんて聞いたことねぇ」
海賊達はベラミーの言葉を信じたようだ
「ベラミィー!!どこだぁぁ!!」
海賊達が笑っているとルフィの声がする
それを聞き、酒を吹き出す者もいる始末...
「ご指名とは...」
ベラミーはニヤリと笑い、外へ出る