太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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「ダメだ...姿すら一羽も確認できなかった...」
「ゼーゼー走ってばっか...」
「おれ達は見たんだけどよ...
虫だらけでそれどころじゃなかったんだよ...」
「おい、お前らクロウはどうした?」
くたくたのルフィとチョッパーを見て
ウソップは首をかしげている
「そうなんだよ...虫から逃げてるときに
いつのまにかはぐれちゃったんだ...」
チョッパーは話す
バサバサ...
ジョ~ジョジョ~ジョ~
鳥は大笑いしている
スタッ...
「...!?」
『「お前らなんかに捕まるかバーカ」って...
ほう?言ってくれるじゃないか、鳥よ』
大笑いしている鳥の背後へと
降り立ってきたのは黒い笑顔を浮かべるクロウだ
鳥は物凄く冷や汗をかいている
「クロウ!あんたどこ行ってたのよ!」
ナミはクロウに向かって叫ぶ
『...?ルフィ達とはぐれてしまってな...
探してるときにこの子達に出会った』
クロウはそう言うと
腕に“サウスバード”を2羽乗せる
バサッバサッ...
「なに!?」
ウソップは驚く
『僕が事情を話したら手伝ってくれると
言ってくれたぞ?優しい子達じゃないか...
こいつを除くが...』
腕にいる2羽を優しく撫でると、
冷や汗をかいている鳥を見る
ジョ~...
「クロウが捕まえてくれたし行くぞ!」
ルフィが言うと皆、歩き出す
「...あの子、何者なの?」
「さぁ、私にも分かんないわ...」
ロビンの問いにナミは困った顔をする
「ひし形のおっさん!マシラ!ショウジョウ!」
一味がクリケットの家へと行くと
3人は血だらけで倒れていた
ザバァッ...
「くそっ!何者の仕業だ!手伝え!」
「うん!」
サンジとチョッパーは
海に浮いていたショウジョウを助ける
「見ろ!ゴーイング・メリー号が!?
何てこった!誰だこんなことしやがったのは!?
畜生!!!誰だぁぁぁ!!」
ウソップは真っ二つになったメリー号を見て泣いている
「すまん...」
ルフィとクロウはクリケットの元へ走る
ザッッ!!
「あ!おっさん!気が付いたか!?」
『クリケット...』
「ゲホッ...ハァ...ハァ...
ほんとにすまん...おれ達が付いていながら情けねェ
だがよ...!!ちゃんと...!!
まだ時間はある日が昇る前にちゃんと
船を強化してよ...」
「待てっておっさん!
とにかく何があったか話せよ!!」
ルフィはクリケットに問い詰める
「...いや...いいんだ気にするなもう何でもねェ...
それよりお前ら...そうだ...よく捕まえてこれたな
サウスバード...ゲホッそれでいい...」
『クリケット...怪我をしている...』
クリケットはクロウの肩に
乗っているサウスバードを見て言った
「ルフィ!クロウ!
金塊が...奪られてる!!」
ナミは困った顔で二人を呼ぶ
「...!!」
一味は皆、ナミを見る
「...あぁ...あぁ...いいんだ...
そんなのはよ...忘れろ、これは
それよりお前ら...」
「“そんなのは”ってなんだよ!!
おやっさん10年も体イカれるまで
海に潜り続けてやっと見つけた黄金じゃねェか!」
クリケットの言葉にウソップは怒鳴る
「黙れ...いいんだ...これァおれ達の問題だ...
聞け...
猿山連合軍総出でかかりゃあ...
あんな船の修繕・強化なんざわけはねェ...
朝までには間に合わせる
お前らの出航に支障は出さねェ
いいか!お前らは必ず...!!
おれ達が空へ送ってやる!」
「おやっさん...」
クリケットの言葉にウソップは何かを言おうとする
「...だからよお前らは...」
「おい...」
クリケットがなにかを言おうとしたとき
ゾロが何かを指差した
そこにあったのはベラミーのマークであった...
「手伝うか?」
「良いよ一人で」
ゾロとルフィは何かを話している
「ベラミーのマーク!?ダメよ!ルフィ!
バカなこと考えちゃ!
もう、出航予定まで3時間も無いんだから!」
ナミは怒鳴る
『ナミ、それなら僕がルフィを送り迎えしよう
送り迎えだけだ、良いだろう?』
クロウが言うとナミはしょうがない...と
「海岸に沿ってったら昼間の町に着くよな?」
「えぇ、着くわよ」
ルフィはロビンに確認をとる
「オイ!小僧と嬢ちゃん!どこへ行く!?
テメェ余計なこと余計なマネすんじゃねェぞ!!
相手が誰だか分かって...!?」
クリケットがそう言うとゾロが刀を差し出す
「止めたきゃこれ使えよ...」
クリケットはなにも言えなくなった...
「朝までには戻る」
『“grandir-グランディール-”』
ルフィがそう言うと
クロウも狼へと姿を変え、大きくなる