太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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「あいつのナワバリで
日中“夜”を確認した次の日には
南の空に“積帝雲”が現れる...
月に5回の周期から見て“突き上げる海流”の
活動もおそらく、明日だ
そいつもここから南の地点で起こる
100%とは言い切れんが
それらが明日重なる確率は高い」
クリケットはそう言いながら歩き出す
「おれはお前らみたいなバカに会えて嬉しいんだ
さァ一緒にメシを食おう
今日は家でゆっくりしてけよ
同志よ」
「!!!」
ウソップはクリケットの言葉に驚く
「...シシシ!!」
ルフィは笑い。クロウも微笑んでいる
「メシだー!ウソップ急げー!!」
ルフィは叫ぶ
「オウ!はやくこい」
「チョッパー、ロビンちゃん呼んでこい」
「うん」
フラッ...
「...」
ウソップはその場で膝から崩れ落ちる
「最善を尽くすしか無さそうね...空へ行く為に
でも、最終的には運任せ...」
ウソップの様子を見てナミが声をかける
「ナミ、おれは惨めで腰ぬけか...?」
「おまけにマヌケね...気持ちはわかるわよ
ちゃんと謝んなさい」
ナミはウソップに言う
ダッダッ...
「おやっさん!!ごめんよォォ!!」
ウソップはクリケットに泣き付く
「うわっ!てめェ鼻水付けんな!!」
ブワッハッハッハ!ドンチャンドンチャン♪
「いや!今日はなんて酒のうめぇ日だ!」
「さぁ食え食え!
まだまだ続くぞサンマのフルコース!」
「ブボー!!」
「かかったな!サルベージ野郎!
“タバスコボンバー”!」
「ウキィィ!!長っ鼻ァ!!」
「ぎゃははは!」
一味と猿山連合軍はどんちゃん騒ぎしている
「...」
ロビンはその様子を見ながら酒を飲んでいる
「オウ!ねーちゃんこっちこい!ここ座れ!」
クリケットがナミを呼ぶ
「てめェ!!
ナミさんをハベらそうなんざ100年早ェぞ!!」
サンジがクリケットを蹴る
「イケるなおめェ!」
「まだ量の内じゃねェよ」
ショウジョウとゾロは共に酒を飲んでいる
『ルフィ、君はもう少し綺麗に食べれないのか...』
「?」
「ルフィ!...てめェは!!羨ましいな!?」
ルフィの口につく汚れを拭いている
クロウを見てサンジが嘆く
ペラ...
「...!」
ロビンはノーランドの航海日誌を見て手を止めた
ヌッ...
「「髑髏の右目に黄金を見た!」」
クリケットがそう言い目の前に急に現れ
肩を揺らすロビン
「黄金!?」
ナミの目が光る
「涙で滲んだその文が
ノーランドが書いた最後の文章...
その日ノーランドは処刑された
このジャヤに来ても
その言葉の意味は全く分からねェ...
髑髏の右目だァ!?
コイツが示すのはかつてあった都市の名か
それとも己の死への暗示か...
後に続く空白のページは何も語らねェ」
そう言いクリケットは酒を飲み干す
ルフィとクロウは笑う
「だからおれ達ァ潜るのさ!!
夢を見るのさ!海底に!!」
「そうだぜ!ウキキィ!!」
「ウォーホー!」
「おれ達ァ飛ぶぞー!」
「空へ飛ぶぞー!」
「おー!!」
賑やかに盛り上がっていた
「随分夜が深けちまったがみえたぜ、ベラミー」
望遠鏡でクリケットの家が見え、ベラミーを呼ぶ
「上陸の準備だ
夢追いのバカに“金塊”なんざ勿体ねェ...!」
ベラミー一味は上陸の準備を始めだした―