太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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「おれがくたばる前に...
白黒はっきりさせてェんだ...!!」
「...!!...まさに、男の...!!」
クリケットの言葉にウソップは涙を拭く
「じゃあ、あいつらは?
さるたちは何でここにいるんだ?」
ルフィがクリケットに聞く
「そりゃ、また海底にかける男達の拳で語る
熱いドラマがあったんだろうなァ...」
ウソップがシクシク泣いている
「...あいつらは絵本のファンだ...」
「ファンかよ」
「随分簡単な繋がりね...」
クリケットの答えにナミとウソップは驚く
「5・6年前になるか...
おれの噂を聞いて...押し掛けてきた
「ノーランドの黄金は絶対あると思うんだ」
ってな...」
ザバァッ!!
「ショーウジョーウ!!!」
マシラが海面から顔を出す
「イキナリ蹴り飛ばすとは、、!
テメェ覚悟はできてんのか!?」
「オウオウ、とんだ言いがかりだぜマシラ
おれを怒らすんじゃねぇぞ?」
二人は何やら喧嘩をしている
「...ここらの海は深いんだ...
暗く冷たい海中ではより一層の孤独が付きまとう...
おれは1人で来る日も来る日も
ただ潜って探す日々...
そんな生活の中にズカズカと入り込んできて
勝手におれの手下になって暴れまわりやがる
あぁいう一途なバカには
正直、救われるんだ...分かるか...?」
クリケットは外で喧嘩している二人を見ながら言う
「まーでも、さるの話は置いといてよ」
「じゃあ!聞くな!!」
ルフィにウソップがツッこむ
「だから...!!
おれは“空島”に行きてェんだよ!おっさん!!」
ルフィはクリケットに詰め寄る
「...フフせっかちな奴だ...だから話してやったろ
“空島”の証言者はその「うそつきノーランド」
こいつに関わりゃおめェらもおれと同じ笑い者だ」
そう言うとクリケットは
本棚から日誌の様なものを取り出す
「え!?そいつ空島にも行ったことあんのか!?」
ルフィは嬉しそうに聞く
パラッ...パラッ...
「残念ながら行ったとは書いてねぇが...」
クリケットは日誌の様なものを捲り
何かを探している
「航海日誌...まさか、ノーランド本人の!?」
ナミが気になったのかそばに寄ってきた
「そうさ、その辺読んでみろ」
そう言い、ナミに投げ渡す
バサッ...
「凄い...400年前の日誌なんて...
海円暦1120年6月21日快晴、陽気な町ヴィラを出航
“記録指針”に従い、港より真っ直ぐ東北東へ...
進航中の筈である
日中出会った物売り船から珍しい品を手に入れた
「ウェイバー」というスキーのような
1人乗りの船である...
無風の日でも自ら風を生み走る不思議な船だ
コツがいるらしく私には乗りこなせなかった
目下、船員達の格好の遊び物になっている
...ウソッ!?何これ!欲しい~!」
ナミは興味があるものがあったらしく喜んでいる
「「「いいから先読めよ!?」」」
ルフィ、ウソップ、チョッパーから
ツッこまれている
「この動力は“空島”に限る産物らしく
空にはそんな特有の品が多く存在すると聞く
“空島”と言えば、冒険家仲間から
生きた「空魚」を見せて貰った事がある
奇妙な魚だと驚いたものだ
我らの船にとっては未だ知らぬ領域だが
船乗りとしては、いつか“空の海”へも
行ってみたいものだ
「モンブラン・ノーランド」」
ナミは開かれたページを読み上げた
「“空の海”だって...!!」
「クロウとロビンが言ってた通りだ...!!
やったな!!クロウ!!」
『良かったな!ルフィ!!
あ、ナミ、僕にも読ませてくれ』
「それに、この時代じゃ“空島”があって当たり前のように書いてあるぞ!?」
ナミ、ルフィ、クロウ、ウソップの四人は
大喜びし、チョッパーはそわそわしている
「やっぱりあるんだ...!!」
「やった~!!」
「おぉ!おやっさん!体の具合はどうだ?」
「絶好調だ」
外にいるマシラとショウジョウの元へと
行くクリケット
「黙って聞けお前ら
あいつらが好きか?」
クリケットはルフィ達を見て二人に聞く
「?」
「何でそんなこと」
二人は首をかしげる
「どうしてもあいつら“空島”へ行きてェらしい」
「“空島”って...行くとしたら方法は1つ」
「あいつらだけじゃ即死だぜおやっさん...!」
「だからだよ...おれ達が一丁...
手ェ貸してやらねェか」
クリケットはそう言うと二人と共に笑う