太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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「全く!クロウ!あなたって子は!」
「まぁ、おめェが強いのは分かるが、
無茶はしちゃいけねぇぞクロウ」
「そうだぞクロウ!
まだ傷口塞がってないんだぞ!?」
ナミ、ウソップ、チョッパーは
クロウの身勝手な行動に注意をしている
『?仲間の安全を保証する為だ。ダメなのか?』
クロウは少し落ち込んだように3人を見つめる
「「「...!?」」」
「だ、ダメとは言ってないわ...でも、」
「こ、この、キャプテンウソップ様に
頼っても良いんだぞ!?」
「でも、出血が酷くなったらダメだぞ...」
3人はクロウのシュン...と
なっている様子をみて口が吃ってしまう
「みんな、あの子には甘いのね」
ロビンはその様子をみてクスクスと笑っている
ジャヤ 東の海岸―
「着いたわ地図の場所。ここに例の...誰だっけ?」
ナミはロビンに聞く
「モンブラン・クリケット」
「その“夢を語る男”が住んでいるのね...」
ロビンの答えを聞き、ナミは呟く
「「す、すげェ!!」」
ルフィとウソップは目を見開いて驚く
「あれがあいつの家なのか!?
スッゲェー金持ちなんじゃねぇの!?」
目の前にあるお城のような建物をみて言う
「バーカ良く見ろ...」
「夢見る男ねぇ...
少なくとも“見栄っ張り”ではあるようだ...」
ゾロとサンジはその様子をみて言った
『ルフィ...ただの板だ...』
クロウは少し先に降り、後ろへ回って確認をした
「「な、なにー!?」」
二人は驚いている
「当の家は“半分”だけ、後はベニヤ造りだ」
「随分とケチな男らしいな」
ゾロとサンジは呆れたように言う
「一体どんな夢を語って町を追われたの?」
ナミはロビンに聞いている
「詳しくは分からないけれど...
このジャヤという島には、
莫大な黄金が眠っているといってるらしいわ」
ロビンはナミに答える
「「「黄金!?」」」
ルフィ、ウソップ、チョッパーは驚く
「どっかの海賊の埋蔵金か何か!?」
「さぁ、どうかしら...」
ナミの質問にロビンは分からない、と。
ビシッ!!
「掘るのよ!チョッパー!“金”が出るわ!」
「え!?掘ったら出るのか!?」
『ナミ、この辺一体は金の匂いなどしないぞ
チョッパー、掘っても出てこないよ』
クロウが二人に言うと
二人はガーンと落ち込んでいる
「こんな辺境に一人暮らしかァ」
「こんにちはー!お邪魔します!!」
「おめェはイキナリかよ!?」
家の方へ歩いていくルフィとサンジに
ウソップが叫んでいる
キィッ...
「ん?誰もいねェなぁ...こんにちは!!」
「ばか待てって!ヤベェ奴だったらどーすんだ!」
勝手に家に入っていくルフィに
ウソップが怒っている
『ナミ、こんなところに本が...』
「随分年期の入った本ね...
“うそつきノーランド”だってアハハ」
「ほーイカすタイトルだな!!題名がいいぜ」
クロウが本を見つけ、それをナミが手に取る
ウソップはその本を褒めている
「嘘つきノーランド!?
へー懐かしいなガキの頃良く読んだぜ」
『僕は本は読んだこと無いが、
父さんによく話をしてもらった覚えがある...』
サンジとクロウは少し懐かしんでいる
「知ってるの?サンジ君とクロウ
でもこれ、“北の海”の発行って書いてあるわよ」
ナミは不思議そうに聞く
「あぁ、おれ、生まれは“北の海”だからな
みんなにゃ言ったこと無かったか?」
「初耳だな、お前も“東”だと思ってたよ」
「育ちはな、まぁどうでもいいさ」
サンジの言葉にウソップは
意外だ、という顔をしている
「クロウのお父さんは“北”生まれなのか?」
チョッパーが不思議そうに聞いている
『いや、父さんは“北”に行ったことがあるんだ。
父さんは“北”では有名な話らしいと話してくれた
あと、噂だとノーランドという男は実在すると。』
クロウはそう答える
パラッ...
「へぇ...」
ナミは4人の会話を聞いて絵本を開く―