太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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「...“空島”だとォ...!!」
「ワッハッハ!!勘弁してくれ!!」
二人の男は笑いを堪えながら言う
「...何よ...!!
だって記録指針はちゃんと空を指してるのよ!?」
ナミは男達に記録指針を指しながら説明している
その瞬間周りがシン...と静まり返る
「ロ、ロ、!!
記録指針はちゃんと空を指してるのよぉ!?」
「ヒャッハッハッハッ!!
記録指針ってのはすぐにイカれちまうもんさ!!」
男達はナミの言葉をふざけて真似し、
先程よりも大笑いしている
「...」
ナミは大笑いされ、顔を真っ赤にしている
「ハッハァッハッ!!」
カウンターに座っているベラミーも笑い出す
「オイオイ...参ったぜ...
お前らどこのイモ野郎だよ...
そんな大昔の伝説を信じてるのか?
空に島があるって...??
ハハハ!一体いつの時代の人間だよ...」
ベラミーは語りだした
「“偉大なる航路”の
変わった海流は今次々と解明されてる
“突き上げる海流”もその1つだ」
「...?」
「そう言う海流があることも知らねぇんだろうな...
その海流の犠牲になった船は空高く突き上げられ
そのまま海へ叩き付けられる
何も知らねぇ昔の航海者は
船が降る奇怪な光景を見て「空島」を思い描いた
「きっと空にはもう1つの世界があるんだ」...!
ッハ!バカな現象には全て理由があるもんだ
“夢”の理由なんざ、今全て解明されてる!!」
ベラミーが喋っているのをルフィは真顔で見ている
「呆れたぜ...お前をテストして
“新時代”への船員に加えてやろうかと思ったのに
とんだ妄想野郎だ...!」
ベラミーはそう言い、目を見開く
「いいか?
海賊が夢を見る時代はもう終わったんだ!
黄金郷!?エメラルドの都!?大秘宝「ワンピース」!?
“夢の宝”に目が眩んだアホ共は
足元の利益に気付かねぇ!!
この海の時代に誰よりも強く海を渡れる野郎どもが
ありもしねェ幻想に振り回されて死んでいく!!
死んだバカはこう言われるのさ...
「あいつは夢に生きて幸せだった」...!!
ハハハ!!負け犬の戯言だ!!
そう言う夢追いのバカを見てるとおれァ...
ムシズが走るんだ!」
そう叫ぶとルフィの頭を酒ビンで殴る
バリィィン!!
「ルフィ!!」
『...!!』
「テメェみたいな軟弱な野郎共が海賊でいるから
同じ海賊を名乗る俺達の質まで落ちちまう!!」
ベラミーが倒れるルフィに向かって言う
ガシャァン!!
どこからかビールのジョッキが飛んできた
「ヘッヘヘヘ...出ていきな...ウジ虫共...」
「酒が不味くならァ!」
「ベラミーの言う通りだ...ヒャッヒャッ」
「出てけ!出てけ!」
「この町から消え失せろ!!」
周りの海賊達までも4人に向かって酒等を投げる
ガシャン!!パリンッパリンッ!
「ハッハッハッ!おい、ベラミー!
店中が「ショー」を期待しているようだぜ?」
サーキースがニヤリと笑い、言う
「ハハッ!そりゃ、お安い御用だ...!!」
サーキースに言われ、ベラミーはニタァと笑う
「ルフィ!ゾロ!クロウ!!
約束はもういいから早くアイツらぶっ飛ばして!」
ナミは3人に呼び掛ける
パラッ...パラッ...
「ゾロ、クロウ...」
ルフィは二人を呼び、起き上がり言った
「このケンカは絶対買うな!!」
「!?」
ルフィの言葉にナミは驚きを隠せない