太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
お好きなお名前をご入力ください。
主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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酒場―
「この“モックタウン”は
海賊達が落としてく金で成り立つ町だ
海賊達は稼いだ金を
湯水のように使ってくれるからな
ケンカや殺しは“日常”だが、
無法者達も町の人間には滅多に手ェ出さねぇ
金があろうと
接待する者がいなきゃ楽しめねぇだろ?」
酒場の主人はカウンターに座るルフィ達に言う
「だけど、ほんとやな感じよこの町」
「ワハハッそう思うのがまともだろうな
だが、あいにく
まともな奴の方がこの町では珍しい
4日もありゃ“記録”は貯まるから
ゴタゴタに巻き込まれねぇ内にここを出るんだな」
ナミが溜め息をつくと、主人は笑いながら話す
「...4日か...じゃあ2日もいられないわね...」
ナミは記録指針を見ながら呟く
「ねぇおじさん」
「オォイ!おっさん!!」
「オイ!おやじィ!!」
「ん?どうした」
ナミが主人へ質問しようとしたとき、
ルフィとカウンターの並びに座っている男が呼ぶ
「「このチェリーパイは死ぬほど」」
「不味いな!!」とルフィ
「美味いな!!」と男が
「「ん?」」
二人は声が揃い、顔を見合わせ
ビリビリと空気が張りつめる
そして、ドリンクを飲むと
「「このドリンクは格別に」」
「うめェな!!」とルフィ
「マズいな!!」と男が
「テメェ舌可笑しいんじゃねぇのか」
「お前、頭可笑しいんじゃねぇのか」
男とルフィはバチバチと睨み合っている
「まぁ、おれはコックじゃねぇから
どっちでもいいんだがよ...」
主人も困った様な笑みを浮かべている
「おっさん!おれ肉“50コ”お土産に」
「オヤジィおれァチェリーパイ“51コ”お土産に」
「あ、やっぱおれの肉“52コ”に」
「わりぃおれのパイ“53コ”だ」
謎の小競合いを始めてしまう始末...
「「なんだ、お前やんのか!?!?」」
二人はケンカを始めようとする
「ルフィ約束したでしょ!!それに、
肉何十個も持って帰るお金無いわよ!
買い出しじゃ無いんだから!!」
ナミはルフィに怒っている
「おめぇ海賊か?」
男がルフィに聞く
「あぁ、そうだ!!懸賞金は3000万!!」
「3000万!?お前が...?」
男は驚いている
「そんなワケあるかぁ!!」
「ウソなんかつくかァ!!ホントだ!!」
また、言い合いを始めてしまう...
「ホラホラ、店の中で乱闘はゴメンだぜ
テメェはこれ持ってさっさと帰んな!
チェリーパイ50コ」
主人はそう言うと、男に包みを渡す
「フンッ...ん?」
男は包みを持ち店から出ていく
すると、入れ違いでまた違う男が店へ入っていく
ガタッガタガタッ
店のなかにいる人々が動揺している
「“麦わら”を被った海賊がここにいるか?」
中へ入ってきた男はニヤリと笑い、言った
「べ、ベラミーだァァ!」
誰かが叫ぶ