太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
お好きなお名前をご入力ください。
主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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『ナミ、ここはどう?』
「あんまり騒がしくねぇみたいだ」
「...というより静かで
ここは素敵ね、クロウ」
情報収集をするために次に来たのは先程とは違い
リゾート地のような海沿いにある建物だった
「ガラの悪い町だけどこんなとこもあるのね」
「海に別荘があるのかまさに海上のリゾートだな」
『しかし、人が見当たらないな...』
「うまそーな食い物の匂いはすんだけどな~」
4人は建物を見回す
「お、お、お客様!困ります!
勝手に入っていただいては...」
この建物の支配人であろう男が来た
「ん?」
「当、トロピカルホテル只今、ベラミー御一行様の
貸し切りとなっておりますので...」
男は冷や汗をかき、焦っている
「ホテル?ホテルなのかここは?」
「べ、ベラミー様に見つかっては
大変なことになりますので
どうかすぐにお引き取りを!!」
「何だよ良いじゃねぇか入るくらい」
「ベラミーって誰よ」
ゾロ、ルフィ、ナミは男に質問している
ザッ...
「おい、どうした」
「ヒェ~」
男は声をかけられたと思いきや、顔を青ざめている
「どこの馬の骨だその小汚ねぇ奴らは」
ホテルに泊まっているのであろう男と女が来た
「サ、サーキース様!
お帰りなさいませ!いえ、これは、その...」
男は滝のように汗を流している
「言い訳は良いから早く追い出して!
いくら払ってここ貸し切りにしたと思ってんの!?」
「その通りだ。オラ、帰れよクソガキ」
男と女はルフィの前へと来て言う
スッ...
『今、誰に言ったんだ?お2人さん?』
クロウはルフィの隣に来て男と女を睨む
「おい、コイツぶっ飛ばしていいか?」
ルフィはナミに聞いている
「ダメ!!!」
ナミは二人に叫ぶ
「フンッハハッ...面白ェ奴らだ
...それにしても貧相なナリだな
ホラ、これで好きな服でも買うと良い」
そう言うとサーキースは金をばらまいた
ヒラヒラ...
「サーキース!勿体ないわよコイツらなんかに...」
「ハハッ...ケツでも拭いた方が有効だったか?」
サーキースと女は笑っている
「え、良いのか?」
ルフィは呑気に言う
「行くわよ!不愉快!!
ゾロ、クロウ連れてきて!」
ナミはルフィを掴み、
ずっとサーキースを睨んでいるクロウをゾロに頼んだ
「なんだ?要らないのか!?ハッハッハ!」
「あはは!ダッサイ!なにあれ」
サーキースと女は4人の後ろ姿を見て笑う
「サーキース!リリー!あんまからかってやるな」
建物の中から声がする
「ん?なんだ、そこにいたのか」
サーキースは建物の中へと行く
「ほら、アイツらもアイツらなりに
一生懸命ここまで旅してきたんだぜ」
そう言うと男は手配書を見せた
ヒラリ...
「そりゃ、アンタやベラミーに比べりゃゴミだけど」
「“並”のレベルじゃよく頑張ってる方だ...!」
「あぁ、どうせこれから始まる“新時代”にも
着いてこれやしないだろう...」
中にいた仲間たちは口々に言う
「へぇ...今のへなちょこが“3千万”か...
こいつをベラミーに見せてみよう」
サーキースはルフィの手配書を見てニヤリと笑う