太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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そこは嘲りの町―
【モックタウン】
「なんて弱い奴なんだ...
ちゃんと体を鍛えてるのか?ウィッハッハ!!」
大男が倒れている男の前で笑っている
「おい、お前らおれのこと知ってるか?
おれは格闘チャンピオンなんだ!」
大男は近くにいた酔っ払いの男に声を掛ける
「おいおいアンタ、えれぇ奴に手ェ出したもんだ...
ハハハ!見なよ、あいつは“ロシオ”の一味だ...!!」
酔っ払いの男は
倒れている男の額についているバンドを指す
「?」
「おれァこの前、カードで
“ロシオ”に勝っちまった奴が
その場で惨殺されるのを見た!
アイツァ...イカれてる...」
酔っ払いの男は目を見開いて大男に話す
一方、酒場では
「こりゃあロシオの圧勝だな」
「お前、ある意味ついてるぜ...ヘヘヘ...」
パサ...
「悪ぃな、兄ちゃん
これでてめぇの手持ちは“0”だな
後は...ヘヘ...パンツでも賭けてくか?」
そう言い、薄気味悪い笑みを浮かべているのは
ロシオ海賊団船長“処刑人ロシオ”
「有り金は全部いただくぜ、端金だがな...
ヘッヘヘヘ...また来な坊や、相手してやるよ」
ロシオはそう言うと相手の賭け金を取ろうとする
ガンッ!!
「!?...グァァ!!」
「キャァァ!!」
相手が金を取ろうとしたロシオの手を
ナイフで刺したのだ
「アァ...ァァ!」
「お前...今、イカサマしやがったな?そうだろ?」
痛みに声をあげるロシオに相手は質問をする
「...!?なんだと...?
妙な言いがかりつけんじゃねぇぞ!!
おれがいつそんなこと!!」
「したよ。お前はイカサマをした」
怒り、怒鳴り散らすロシオに相手は冷静に答えた
「オイ、誰だあの無茶苦茶な小僧は...!
今のはどう見ても正当なゲームだったぜ」
「...よせ...口にゃ気を付けろ...
ありゃ、ベラミーだ!“ハイエナのベラミー”!
若くして“5千万”を越える懸賞金を
かけられた海賊...!!」
周りで見ていた奴が騒ぎ出す
「サーキース!サーキース!」
「ん?なんだ」
ベラミーはカウンターにいる男を呼ぶ
「お前も見たろ、コイツ今イカサマしやがった」
「イカサマ?...
あぁ、そうだな、そいつはイカサマをした
おれも見てた、全く汚ねぇ野郎だぜ」
ベラミーと仲間の男は笑いながら話す
「...てめぇらいい加減なことを...!!
おれが誰だか知らねぇようだな!!」
ロシオは怒り狂い叫ぶ
ドォン!!ドォン!!
パリィィン!!
ベラミーの仲間がロシオを撃ち、
ベラミーは持っていた酒ビンでロシオの頭を殴った
「ほら、さいなら」
そう言うと火のついたマッチをロシオへと投げる
ガシャン!!ボォゥッ!
酒場から火が出ている...
「ハッハァッハッ!!」
ベラミーはそれをみて笑っていた
一方、港では
「何だか色んな奴らがいるなここは」
「楽しそうな町だ」
『ルフィ、僕も行こう。』
麦わらの一味も島へ着いていた