太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅱ
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主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子がよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的要素はあまり出てこないかも知れないです...
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「まだか?ウソップ」
「あぁ、まだ見えねぇなぁ」
望遠鏡を覗いているウソップにルフィは催促する
「そんなに遠くはねぇんだろ?
あのサル男が
さっきの地点を“縄張”っつってたくらいだ」
「えぇ、気候もさっきからずっと安定してるから
おそらくもうジャヤの気候海域にはいるのよ」
ゾロがナミに質問している
「ジャヤはきっと“春島”だな」
「ぽかぽかしてて気持ちいい」
『あぁ、そうだな...』
ルフィは船首に寝転び、
その近くでチョッパーとクロウは
座って気持ち良さそうにしている
「春は良い気候だな」
『そうだな、カモメも気持ち良さそうだ』
チョッパーとクロウは
船の上でとんでいるカモメを眺めながら話す
ボトッボトッ!!
『...!?』
「撃たれたぁ。。!?」
急に先程眺めていたカモメが3羽撃たれ落ちてきた
『誰がこんな酷いことを...』
クロウは顔をしかめ、カモメを抱き上げる
「撃たれたってお前...!!銃声なんて聞こえてねぇぞ」
ウソップは見張り台からこちらへ叫ぶ
『チョッパー...銃弾が...
飛んでた角度からしても船の正面から撃たれている』
クロウはカモメを
抱きかかえチョッパーの元へと行く
「まだ見えてもいない島から狙撃を?
チョッパー、クロウ、それは無理よ」
ナミは呆れたように笑っている
「だっておれとクロウはずっと見てたんだ」
チョッパーはナミにそう答える
「ハハッ...そりゃ
どんな“視力”で、
どんな“銃”で、
どんな“腕前”の狙撃手だよ
どっかで撃たれて偶然今、落ちたのさ」
ウソップは鼻で笑っている
『ナミ、ウソップ、、
僕とチョッパーの目が信じられないとでも?』
鋭い目でナミとウソップを見るクロウ
「「い、いえ...」」
その目でみられた二人は冷や汗をかき、首を降る
そのままクロウはカモメの看病を始めた
「うっはー!良いな~いい感じの町が見えるぞ~」
ルフィは島が見えてきたことを喜んでいる
「ちょっとリゾートっぽいんじゃないのか~?」
「リゾート!?」
「急げ!メリー!」
「ほんと、ちょっとゆっくりしていきたい気分~」
ウソップ、チョッパー、ルフィ、ナミの
4人は楽しげに話している
『ナミ、港に並んでいる船が
ほぼ海賊船に見えるのは僕だけかな?』
クロウは港に
ずらぁ~と並んでいる海賊船を指差す
「え?そ、そんな訳無いじゃない...
海賊船が港に堂々と並ぶわけないわ!」
ナミは引き吊った笑いをしている
「殺しだぁ!!」
町の方から男の大声が聞こえてくる
「「「何なんだよォこの町はァ...」」」
チョッパー、ナミ、ウソップの3人は
大声が聞こえ、肩を落とし泣いている
―ジャヤという島の西にある町
そこは夢を見ない無法者達が集まる
政府介せぬ無法地帯―
人が傷つけ合い歌い笑う町―