太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅰ
お好きなお名前をご入力ください。
主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子のよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的な感情はあまり出てこない可能性があります。
好みが分かれる作品内容かと思いますので自衛の方よろしくお願いいたします。
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「モーント島...?聞いたことがないわ」
航海士は自らの知識の中に無い島を聞き、驚く
「だろうな、その島は10年前、
政府の手よって地図から消された。」
「消されたってどういうことだよ...」
「...『いや、ロポさん、僕の口から話そう』」
少女は俯くおじいさんを見兼ねたのか遮り
ベッドからゆっくり起きあがった
「お前...!もう大丈夫なのか!?」
『あぁ、少し頭痛がするくらいだ、
ありがとう、お医者さん』
そう言うと少女は微笑んでトナカイを撫でる
「う、嬉しくねぇぞ!」
『僕が人狼であることは知っているよね。
モーント島は、ヴォルフ族という人狼の中でも
最も身体能力が高く、
知能も優れた一族が住んでいる島だ。
そして、僕の家系、ロヤリテート家は
自然を司る能力を生まれながらに授かる
父は火、叔父は植物だった。。僕は水。
父と母、島の人々みんな
僕をとても可愛がってくれた...
7歳の頃、突然、島が襲われて
父と母はなにかを決心したように僕に
このネックレスを渡し、小舟を指差して言ったんだ
「逃げなさい。」って
僕は嫌だと泣きじゃくったよ...
父さんや母さん、島の人々を置いていけないって
でも、
「クロウはこの一族の誇りで、
父さんと母さんの宝物だ、頼む、生きてくれ。」
「愛してるよ、クロウ。」
そういって僕を抱き締めたんだ
そのまま、母さんは僕を小舟に乗せ、
父さんは小舟を海へと出した。
父さんと母さんは泣いてた。
そして、島の中へ走っていった。
僕が最後に覚えてるのは、
燃え盛る島と、その中へと消えていく両親、
沢山の人の悲鳴、砲弾の音、だった。
僕は泣きじゃくって眠ってしまったのか
島へ流れ着いた。それがこの島だった。
ロポさんは、父と母の知り合いだったみたいで
島の人達も、僕に良くしてくれたんだ』
少女は側で泣いているピオを撫でた