太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅰ
お好きなお名前をご入力ください。
主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子のよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的な感情はあまり出てこない可能性があります。
好みが分かれる作品内容かと思いますので自衛の方よろしくお願いいたします。
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「いや、おれは何もしてねぇぞ?」
少年は不思議そうな顔をする
「いや、君のその、暖かさが、真っ直ぐさが、
クロウを救ってくれたのだ」
おじいさんは寝ている少女を見つめ、微笑む
そして、麦わら帽子の少年、
その一味へと真剣な眼差しを向けた
「そこで君達に1つお願いがある...」
「この子を...クロウを...!
広い世界へ連れていってあげて欲しい...!!
ここはあの子がいるには狭すぎる!!
そして、世界から守ってやって欲しい...!!
あの子には、憚る壁が大きすぎる!!
クロウは、
この小さな背中に色々と背負いすぎている...!!」
おじいさんは深く頭を下げ、
今まで抑えていた想いが溢れてしまったのか
ポロポロと涙を流していた
すると、少年はニカッと笑う
「最初からそのつもりだ!!」
「ありがとう...ありがとう...」
おじいさんは涙で
顔をぐしゃぐしゃにしながら頭を下げ続ける
「待って、彼女のご両親や親族の方は...?
この島にはこの子の他に人狼がいないようだけど...」
黒髪の女性がおじいさんに問う
「あぁ、この子は、
このデーロス島出身ではないのだ」
おじいさんは涙を拭いながら答える
「...??それってどういうことだ?」
緑頭の剣士が聞く
「クロウは、
月明かりがとても輝き、夜空が綺麗なこと
で有名な島。モーント島の出身だ。」