太陽の様な貴方に忠誠を。Ⅰ
お好きなお名前をご入力ください。
主人公設定太陽の様な笑顔で麦わら帽子のよく似合う彼のことが大好きな主人公になります。
恋愛的な感情はあまり出てこない可能性があります。
好みが分かれる作品内容かと思いますので自衛の方よろしくお願いいたします。
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「栄養失調、貧血、、そして寝不足...
狼の姿だと気付かなかったけど隈が酷い...」
トナカイはベッドで寝ている少女を診ている
「まだ、小さいのに...可哀想だわ...」
航海士が苦しそうな顔をして言う
「いや、クロウは17歳だ。
12歳の頃から5年間、
狼の姿のままだったから
成長が止まってしまっているのだろう...」
「え!?ルフィと同じ年なのか!?
...ってことは5年間もあのサーカスに...?」
トナカイは驚きが隠せない...5年間、
ろくに食事も与えてもらえなかったのか、と
「あの子達は...?兄弟かなんかなの...?」
寝ている少女の側で
泣いている幼い少女と俯いている少年を指差す
「あの子達はわしの孫、アレクとピオだ。
あの子達はクロウが良く遊んでくれていてね...
特にピオはクロウに狼の姿で
遊んでもらうのが好きだった
アレクはよく勉強を教えてもらっていたな...
5年前、あいつらがこの島に来るまでは」
おじいさんは何かを思い出すような素振りをし、
悲しそう顔をした
「あいつらは、
クロウがピオと狼の姿で遊んでいるときに
その珍しい姿を見て、金になると拉致したんだ...
もちろん、ピオもクロウも抵抗したさ、、
クロウはあの団長とやらも
簡単に殺すことが出来ただろう、
なのに出来なかった
ピオや島の人々を殺すと脅されたからだ。
アレクはピオを呼びに行こうとしたとき
その光景を見て、わしを呼びに戻った。
次の日、クロウはサーカスの見世物になっていた
わしらが助けると言っても
傷付くのを見たくない、と。
麦わらの少年、君が...
クロウを救ってくれたのだろう...
ありがとう...!!」
そう言うとおじいさんは涙を溢した