season event
名前は?
キバナの恋人成人済み
大体のポケモンが大好き
手持ちはキュウコン•シャンデラ•マホイップ•
ユキメノコ•ニンフィア•ナックラー
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
トリックオアトリート!
いつも賑やかなナックルシティの街も今日はオレンジ黒紫で彩られて、お菓子を求める子供達の声でハロウィン気分をあげられる。
ナックルジムはそのイベントを中心になって盛り上げる事になっている。
ジム関係者は仮想をして街に出て仮装をした子供達にお菓子を配っている。キバナさんはジムでエキシビションマッチ。もちろんキバナさんも仮装をしている。‥何の仮想をしているんだろう。何故かなかなか教えてもらえなかったんだよね。
私はジムトレーナーのみんなに勧められて黒猫のコスプレ。キュウコンとユキメノコと一緒に街の子供達にお菓子を配っている。
「お姉さん!お姉さん!トリックオアトリート!」
「きゃーいたずらしないで!お菓子あげますぅ!」
「わぁ!ありがとう!」
「どういたしまして!」
「お姉さんのお洋服かわいいね!」
「ありがとう!僕のお洋服も可愛いね!コウモリかな?」
「うん!お姉さん黒猫ちゃんだから僕とお揃いだね!」
「それよりも立派なマントが俺様とお揃いだろ!」
「キバナさん?!」
ニコニコしながら近寄ってくる子供達が可愛くて頭を撫でていると、気分を良くした子供達が抱きついてきた。‥が、急に目の前に現れた大きな吸血鬼が子供達を引き離して1人を肩車した。よく見るとその吸血鬼はこのナックルシティのジムリーダーにして、私の彼氏。
急に目線が上がった子供はキャッキャッ言いながら喜んでいる。周りにいる子供達は“僕も!私も!”とキバナさんに催促していて、キバナさんは律儀に“順番にな!”って対応。
子供達は一通りキバナさんに遊んでもらって満足したらまたお菓子を求めて街に駆け出して行った。
賑やかな声が消えて彼と2人。チラッと横目で見てみると‥すごくカッコいい。ワックスで整えられた髪。吸血鬼にお似合いな歯。カラコンで真っ赤に染まる瞳。いつもとは違う雰囲気の彼にドキドキしながら平然を装ってみる。
「キバナさん、吸血鬼の仮装していたんですね。なんで教えてくれなかったんですか?」
「‥なんだか恥ずかしくてな。」
「‥似合っていますよ?」
「‥おぉ。ユイは‥黒猫か?」
「そうです。トレーナー達にお勧めされました。どうですか?」
「可愛い。‥なんていうか‥いつもより露出があって‥あーー他の奴に見せるのダメだ!子供にまで抱きつかれて!これ着てろよな!」
そう言って自分が羽織っていたマントを私に被せて抱き締めてきた。マントの隙間から見えたキバナさんの耳は真っ赤になっていて、彼がヤキモチ妬いてくれたことに少し嬉しくて口角が上がってしまう。
少し彼に意地悪をしたくなったのは、きっとこのハロウィンの空気のせい。
黒猫は吸血鬼を支配する
(今日は少しキバナさんを弄りたくなりました。)
(は?!俺様を弄ろうなんて早いぜ!)
(トリックオアトリート。)
(へ?‥ユイ、見てわかるよな?さっきの子供達にお菓子全部あげたから‥。)
(トリックオアトリート。)
(‥。)
(お菓子くれなきゃ悪戯です。)