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名前は?
キバナの恋人成人済み
大体のポケモンが大好き
手持ちはキュウコン•シャンデラ•マホイップ•
ユキメノコ•ニンフィア•ナックラー
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「そういえば、ユイってジムチャレンジしてたんだよな?」
「はい。誰かさんのせいで途中でやめましたけどね。」
「あー‥、その時は悪かったって!」
「‥まぁ、別に‥いいですけど‥。でも、どうして急にジムチャレンジの話に?」
「いや、今日来たチャレンジャーがユイと同じニンフィアだったから思い出してな。」
「へぇ、結果は?」
「もちろん俺様の勝ち!」
「むっ。なんだか私と同じポケモンで負けちゃったってなんだか悔しいですね。」
「まぁ、俺様フェアリー対策はしてるからな!簡単にチャレンジャーには負けないぜ?」
「へぇ、元チャレンジャーの私にもですか?」
「お、トレーナーの血が騒いだか?」
「ちょっとそのニンフィアの仇を打とうかなと。」
「へぇ、じゃあ久しぶりにバトルするか?」
「いいですよ!」
こうして、私とキバナさんは今ナックルスタジアムに立っています。
いつもは騒がしいこのジムも今の時間は閉館中。おかげでとても静か。
あぁ、この感じ。
前にここに立った時、観客の声が響いて、やっとここまで来たんだなって思わせた。
特にナックルスタジアムはバッチを7個集めないと立てない舞台。観客の熱がどのジムよりも熱かった。
久しぶりのスタジアムにドキドキしてしまう。
観客はいなくてもあの時の感動はまだ覚えている。
「‥なんでユイはリーグユニフォームを着ているんだ?しかもドラゴンの。」
「ん?まずは気分からです!懐かしいですよね!あの時の私は普通のユニフォームでしたけど、今回はキバナさんとお揃いです!」
「‥ッ!‥ルールは3対3のダブルバトル。ダイマックスバトルは有り。先に全員戦闘不能になった方が負けだ。」
「いいですよ!」
「バトルには報酬がないとな‥。よし、俺様が負けたら、一つ言う事を聞いてやるよ!」
「え、そんな事言っちゃっていいんですか?じゃあ、私も。負けたらキバナさんの言う事を一つだけ聞いてあげます。」
「ユイこそそんな事言っていいのか?俺様はトップジムリーダーのキバナ様だぞ!」
「キバナさんこそ!私は前に貴方に勝ったこともあるんですからね!」
そんな感じで始まった私たちのバトル。
いつもはたれ目気味のキバナさんの目がつり目に変わった。あ、バトルの時の顔だ。私はキバナさんのこの顔が大好き。彼の表情、彼のバトルの時特有の格好、たまにあげる大声。あの時からずっと好き。
うんん、今はバトルに集中!
キバナさんが最初に出したのはギガイアスとフライゴン。
一方私はユキメノコとニンフィア。
「吹けよ風!呼べよ、すなあらし!」
「私がキバナさん対策してないとでも?そんなすなあらし、変えてやります!ユキメノコ、あられ!」
「ほう!やるじゃねえか、あられに変えるなんてよ!さすがユイ!でも、それだけじゃ俺様は止められないぜ!」
「まだですよ!ニンフィア、ミストフィールド!」
「お、あの時と同じ組み合わせだな!いいね!ユイ!俺様をもっと楽しませろ!フライゴン、はがねのつばさ!ギガイアス、ロックブラスト!」
「キバナさんこそ私を楽しませてください!」
お互いに技を出し合い、接戦の末にお互い残り1匹にまでなった。
最後のダイマックスバトル。キバナさんはもちろんジュラルドン。私はシャンデラ。
お互いにギリギリの戦いだ。でもすごく楽しくてつい興奮してしまう。キバナさんも同じなのか興奮しているのが分かる。少し色気が増していてすごくカッコいいと思ってしまう。
結果は、あと少し、あと少しってところでジュラルドンに押し切られてしまった。あの防御力にキョダイマックスで増えたHPに勝てなかった。
うぅ、勝てると思ったのに。負けた。さすがトップジムリーダー。
「みんなお疲れ様。ゆっくり休んでね。」
「いやぁ、すっげえ楽しかったな!ユイもあの時より強くなってる!」
「でも、負けちゃいました。」
「まぁ、俺様もジムリーダーとして強くならなきゃいけないからな!」
「そうですよね。さすがキバナさんです!ありがとうございます。久しぶりのバトルですごく楽しかったです!」
「またやろうぜ!ユイの挑戦ならいつでも受けて立ってやる!」
「はい!その時は覚悟してくださいね!私もポケモン達ももっと強くなりますから!」
「で、勝ったのは俺様だから報酬もらってもいいよな?」
「いいですよ!何にしますか?」
「‥その格好のまま今日一日過ごしてくれないか?」
「え?このリーグユニフォームのままですか?」
「あぁ。なんていうか、いつもと違くて新鮮というか‥。」
そんな事を顔を赤くしながら話をしてくるキバナさんがすごく可愛くて笑ってしまう。
きっとOKを出したら、バトルの時とは比べ物にならないような満面の笑みをしてくれるんだろうな。
「いいですよ!記念にお揃いのポーズで写真撮りましょう!」
「本当か?!ユイ、ありがとな!」
ほらね?
貴方の表情が全部好き
(あれ、なんでユニフォーム脱いでるんだよ。)
(え?だって夜ですよ?あと寝るだけですし‥)
(夜だから‥だろ?たまには違う格好でするのもいいじゃねえか。今日は寝させないぜ?)
(ッ!その顔ずるいです‥。)