short
名前は?
キバナの恋人成人済み
大体のポケモンが大好き
手持ちはキュウコン•シャンデラ•マホイップ•
ユキメノコ•ニンフィア•ナックラー
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ヘーゼル、ラベンダー、ダーク、ラブリー。
どの色も綺麗。でも私が欲しい色はない。
とりあえず‥ウルトラマリンにしようかな?
‥うん、いい感じ!キバナさんなんて言ってくれるかな?
「あれ?ユイ?」
「ソニア!久しぶり!」
「久しぶりね!ヘアサロン帰り?その瞳の色‥とても綺麗ね!髪の色と良く合ってる!」
「ありがとう!少し気分を変えようかなって思って‥本当はもう少し薄い色が良かったんだけど、無かったから近い色にしたの。」
「ユイの瞳はポピーレッドっぽい色だもんね。そのままの色も良いけど、ブルー系も素敵よ!」
「ありがとう!そうだ、これからお茶でもどう?」
「良いわね!ちょうどダンデ君に資料を渡しに行くところだったから、3人でお茶しましょ!」
ソニアの提案に乗り、2人でシュートシティにいるダンデさんの所に向かい、2人の用事が済んでからカフェに向かった。
ソニアはダンデさんの幼なじみだからか気さくに話をしている。私はまだ緊張する為かなかなか話ができず、ソニアを見るばかり。ダンデさんはそんな私の気持ちを知ってか優しく話しかけてくれる。その優しさで少しずつ緊張も解けてきた。ソニアも私のその様子を見て安心した様子。ふっとダンデさんに目を向けると彼がキョトンとした顔をした。
「ユイの瞳の色‥その色だったか?」
「ちょっと気分転換をしたくて変えてみました。‥変ですか?」
「いや、とても似合っているぜ!素敵だ!」
「ありがとうございます!私、みんなの瞳の色が好きなんです。だから、少しでも近づきたくて‥。」
「そんなに特別な色じゃないけど?」
「ソニアの瞳は色んな所に研究しに行って、草原と海が瞳に映ってその色に染まってとても綺麗だと思うよ?」
「へー。自分の瞳をそんな風に考えた事なかったわ。じゃあダンデ君は?」
「ダンデさんはリザードンとずっといるからかな?リザードンの炎の色とチャンピオンの輝きが混ざった色でとても素敵です。」
「そんなこと言われたのは初めてだ。ありがとう!俺はユイの前の瞳の色も今の色も綺麗だと思うぜ!」
「私、自分の色好きじゃないんです‥。みんな意味がある色なのに私にはないから。だから少しでも好きな色に近づけようと思って。」
「‥でもユイの前の色はなんか見たことがある色のような気がするのよねー。きっとユイはそれを見ていたんじゃないかなっておもうんだけど‥なんの色かしら?」
「俺も見覚えがある色だぜ!‥なんの色だったか‥。」
「いえいえ、私の事はいいの!今はサロンでも変えられるし!」
私がこう言っても2人はなんの色だったかなって悩み続けている。
正直自分の瞳の色の事なんて考えたことがなかった。‥何の色だろ?
その時、私のスマホロトムが着信を告げた。‥キバナさんだ。‥あ、私彼に少し出かけてくるってしか言ってなかったんだ!
ソニアとダンデさんはまだ仕事があるというので、2人とはそこで別れキバナさんの所に帰る。
「少し出かけてくるっていうからすぐ帰ってくると思ったら‥どこに行ってたんだ?」
「えっと‥サロン帰りにソニアと会って、ダンデさんと3人でお茶を‥。」
「はぁ、それならいいけど‥これからは遅くなる時は連絡をくれ。‥ところで、瞳の色変えたか?」
「はい。どうですか?」
「似合ってる。ユイはどんな色でも可愛いぜ!俺様の瞳の色に似てるな!」
「‥それを意識したんです。私、キバナさんの色好きなんです!空を眺めてキバナさんの瞳のなかにも空が広がっているみたいで。とても綺麗です。私は少しでも近づきたくて。」
「‥?俺様はユイの色も好きだぜ?だってユイの瞳の色は‥。」
「あ!分かったわ!ユイの瞳の色はキバナさんの色なのよ!」
「キバナ?」
ソニアの研究所で書類整理をしているとソニアが急に叫ぶから思わず何冊か本を落としてしまったぜ。
瞳の色の話‥先程ユイとの会話の事か?あぁ、そうか。彼女の瞳はキバナのトレードマークでもあるバンダナの色だったのか。
「ってことは!ユイはずっとキバナを見つめていたって事になるな!」
「あの子自分の事になると本当に鈍感なんだから。好きな人の色に染まるなんて‥とても素敵なことじゃない。良かったわね、ユイ。」
そのままの色で
(お!ユイ!色戻したのか?‥やっぱりその色も素敵だぜ!)
(ダンデさん!はい!私、自分の瞳の色が好きになったので!)