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名前は?
キバナの恋人成人済み
大体のポケモンが大好き
手持ちはキュウコン•シャンデラ•マホイップ•
ユキメノコ•ニンフィア•ナックラー
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※襲われかけるシーンがあります。苦手な方はお戻りください。
「キバナさん、キバナさん今日の晩御飯は外で食べませんか?」
「あぁ、いいぜ。どこかいい店でもあったのか?」
「今夜はミロカロ湖で星がすごく綺麗に見れるってスマホロトムが言っていたから、キバナさんと見たいなって思いまして。」
「じゃあ、外でキャンプしてカレーでも作るか。」
「はい!材料は私が用意をしますね!」
「今日はジムチャレンジャーが来るから、そうしてくれるとありがてぇな。食後は久しぶりに俺様とバトルするか?」
「え、ジムバトルの後で疲れてないですか?」
「ユイ、俺様を誰だと思ってるんだ?トップジムリーダーのキバナ様だぞ?簡単にはやられねーよ。それとも俺様が負けるとでも?」
「負けるとは思ってませんが、気をつけてくださいね?」
「おう!全力で迎え撃ってやるぜ!じゃあ、18時にスタジアム前に集合な!」
えっと、カレーの材料も買ってきたし食後のデザートも用意した。
さっきキバナさんから人が少なくなったら行くって連絡が来た。
ジム戦が終わったせいか周りは人が沢山だ。うん、この中にキバナさんが来たら大変な事になりそう。トップジムリーダーであり、容姿も性格も良いとなればほっとく人の方が珍しいだろう。
彼がSNSに写真を載せると瞬く間にいいねとコメントの嵐。今日のジム戦の写真も載せてた。あ、勝ってる。さすがキバナさん。
少しぼーっとしながらスマホをいじっていたせいでジムから走ってきた男性とぶつかってしまった。その男性はギロっと睨んできた。目には涙が溜まってた。このユニフォーム‥今日、キバナさんに挑戦しにきたジムチャレンジャーだ。
「す、すみません!少しぼーっとしてて!」
「‥っ!!」
「え?」
え?何が起きたんだろう?
男性が私の腕を引っ張ってスタジアムの中に入り、空き部屋に放り投げられた。床にぶつけたせいで背中が痛い気がするけど、状況が分からなくて頭がグルグルする。ポケモン達に助けを‥あ、今ポケモンセンターで回復して貰ってるんだった。助けが呼べない。マズい‥。
「なんなんだよ、あのジムリーダー!いつもSNSでのほほんと過ごしてるくせに!何かセコい事やってんだろ!俺のポケモンが負けるなんてありえない!俺の事見世物にしやがって!」
男性が目の前で怒鳴ってくる。あぁ、彼に負けたからその腹いせで私に‥。きっと誰でも良いから鬱憤を晴らしたいのかな。でも‥
「確かに彼は強いです。でも、それは彼も血の滲むような努力をしてジムリーダーの地位まで昇り詰めました。今も、ジムリーダーとしてチャレンジャーと向かい合うために毎日努力をしています。貴方が負けてイライラするのも分かりますが、キバナさんを侮辱するのは許しません。」
「この女ッ!」
しまった、彼を侮辱されてつい頭に血が上った。こんな怒り状態の相手に言葉で返すのはきっと得策じゃない。
男性の手が私の服にかかり、服が破けていく。なんとか阻止しようとするけど、男性の力に勝てるわけがない。下着姿になると男はニヤニヤし始めた。
「あれ?お前彼氏がいるんだな。首の噛み跡がそそるね。俺が上書きしてやるよ。恨むならあのジムリーダーと助けに来ないダメな彼氏を恨みな。」
「そのジムリーダーとダメな彼氏はこの俺様だけどな。」
男が動きを止めて部屋のドアの方を見るとナックルジムのジムリーダーこと、彼氏のキバナさんが立っていた。
「キ、キバナさ‥」
「遅くなって悪かった。」
「な、なんでジムリーダーが‥」
「おいおい、ここはナックルジムのスタジアムだぜ?俺様がいないわけないだろ?あぁ、この広いスタジアム内でなんでピンポイントでユイの場所が分かったかって?ユイのスマホロトムがGPSとSOSを送って来たんだよ。」
「なっ‥コイツの彼氏って‥」
「あぁ、そうだよ。ユイの彼氏はこの俺様だ。」
「ッ!クソッ!」
男性は何処かへ走り去って行った。部屋に取り残された私は力が抜けたのか床に座り込んでしまった。キバナさんは自分のパーカーを脱いで私にかけてくれた。
「助けるのが遅くなっちまって悪かった。」
「いえ‥あ、カレーの材料入り口に落としちゃいました。また買いに行かないとですね。その前にポケモン達を迎えに行ってあげないとですね。キバナさんのポケモン達も回復を‥」
「ユイ!それは後でもいい!ポケモン達も許してくれる!ユイ‥すまない‥本当にごめんな。」
「私なら大丈夫ですよ。こうやってキバナさんが助けに来てくれましたし。」
「‥今日は部屋に戻ってゆっくりしようぜ。星はまた連れてってやる。」
「はい‥」
キバナさんは私を立たせて部屋まで一緒に戻ってソファーに座らせた。わざわざフライゴンを出して、キッチンに行ってしまった。
頭がまだグルグルしている感じ。現実味がない。私がぼーっとしてるとフライゴンが擦り寄ってきた。私にピタッとくっついて膝の上に頭を乗せてる。頭を撫でてあげると気持ちよさそう。
「フライゴン、ありがとな!後はよろしく頼むぜ。」
キバナさんがそういうとフライゴンは窓から飛び去ってしまった。
「ほら、この俺様がココアを作ってきたぜ!」
「わぁ、ありがとうございます!」
「‥少しは落ち着いたか?悪かったな、俺様のせいで。俺様がもっと早くユイの所に行けていれば怖い思いをさせずに済んだのにな‥もう二度と俺様以外に触らせねぇから。」
そう言ってキバナさんが私を抱きしめてくれた。その温もりを感じて私の目からは涙が溢れた。やっと心から安心できる場所に戻ってきた。
あぁ、私はすごく怖かったんだ。
「ユイ?‥寝たか。」
俺様に抱きつきながら泣いたユイは、泣き疲れて寝ちまった。安心したのか良い顔で寝てやがる。ベットまで運ぶとお使いに出していたフライゴンが帰ってきた。
手には6個のモンスターボール。
中はユイのポケモン達。
廊下でそのポケモン達を出して、ユイの側にいる事を頼む。
さて、俺様は少し出かけてくるか。フライゴンが案内する場所に向かう。
俺様の女に手を出したらどうなるかキツめに教えてやらないとな。
(あれ?キバナさんどこに行ってたんですか?)
(あぁ、少し説教をしてきただけだ。)
そこから先は知らない方がいい