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名前は?
キバナの恋人成人済み
大体のポケモンが大好き
手持ちはキュウコン•シャンデラ•マホイップ•
ユキメノコ•ニンフィア•ナックラー
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※「まずは目を見るところから」に続いています。
「先日は誠に申し訳ございませんでした‥。」
「全然平気だ!体調は大丈夫か?」
「‥はい。ご心配をおかけしまして申し訳ございません。」
「ダンデ本当にすまないな。ダンデに会えて嬉しすぎて緊張しちまったみたいで。紹介が遅くなったが、こっちは俺様と付き合っているユイだ。‥ユイ!いつまで俺様に隠れてるんだ?!」
「‥はい。ユイです。」
「ははっ!すごい緊張だな!俺の名前はダンデだ。よろしくな!そんな緊張するな、取って食ったりしないぞ!まあ、そんな事したら俺がキバナに怒られるからな!」
「‥。」
「まいったな‥。ユイがこんなに緊張するとは思わなかった‥。いつもはこんなんじゃないんだけどな。」
「んー。キバナの後ろから出てこようとしないな‥。」
‥本当にまいった。ユイをダンデに紹介しようと思って会わせてみたら、ユイが緊張しちまって俺様の後ろから出てこない。苦手とかじゃなくて、憧れのダンデに会えて嬉しくてこうなっている事は分かるが‥こんなユイ初めて見たぜ。ジムチャレンジの時ですら堂々としていたのに‥どうすればいいかな。
俺様が考えているとダンデのモンスターボールからリザードンが出てきて、ユイに歩み寄った。
「あ!リザードン!怪我は大丈夫?‥元気そうだね!良かったぁ。君、ダンデさんのポケモンだったんだね!無事に帰ってこれて良かったね!‥あ‥。」
「ははっ!あの時は本当にありがとう!俺のリザードンもユイに礼を言いたかったみたいだな!ユイは本当にポケモンが好きなんだな!」
「あの、その‥す、すみません!ダンデさんのリザードンに気安く触って‥」
「リザードンは君に触られるのが嬉しいみたいだ!是非撫でてあげてくれ!」
「ユイはポケモンが好きでトレーナーになったんだ。こう見えてジムチャレンジもしていたんだぜ?」
「ほう。ならどうだろ?俺とバトルをしてくれないか?」
「え?!だ、ダンデさんとバトルですか?!そんな、私リーグに勝ち残ってもないし、あのダンデさんとバトルなんて恐れ多くて‥。」
「ユイは俺とバトルしたくないか?」
「‥すごくやりたいです‥。」
「ならナックルに戻ってスタジアムでやるか?外でダンデがバトルするってなると野次馬が多くなってユイがやりづらいだろ?」
「よし、ナックルシティに向かうか!」
「‥そっちはガラル鉱山だ!相変わらず方向音痴だな!」
「‥あぁ、リザードンが迷子になっていたんじゃなくて、ダンデさんが迷子になっていたんだね‥。」
ナックルシティについた俺様達はスタジアムに行きバトルの準備をしている。
ユイは手持ちを変えているのか手持ちとボックスのにらめっこ。ダンデはこれからのバトルが楽しみって顔をしている。
俺様も早くバトルがしてぇな。一応アーマーガアタクシーの中でユイとダンデのバトルの後に勝った方とバトルをするって話になっている。
ダンデとやるのも久しぶりだから楽しみだけどユイとやるといつも違う戦術でくるから面白い。あ‥そういえばユイは‥。
「ダンデ?少しいいか?」
「なんだ?」
「ユイなんだけどな、バトルになると少し人が変わるんだ。その‥引かないでくれよ?」
「なるほど!それは楽しみだな!俺も数多くのトレーナーを見てきた。引く事はないさ!」
「ダンデさん!お待たせしました!」
「よし、じゃあやろうか!」
「へへっ、あのダンデさんとバトル出来るなんて!嬉しすぎてどうにかなりそう!考えただけで興奮しちゃう!ダンデさん!申し訳ないですが、本気でやらせていただきます!」
「ユイはバトルになると興奮するタイプなのか!面白い!では俺も本気でやらせてもらうぞ!」
そうして始まったバトル3対3のシングルバトル。ユイの手持ちはマホイップ・キュウコン・ラプラス。
ダンデの手持ちはドラパルト・ドサイドン・リザードン。
並のトレーナーでない2人のバトルはかなり激しい。バトルの最中に興奮しっぱなしのユイはとても色っぽい。相手が強いほど燃えるのか彼女の目がとても輝いて見える。その眼差しをダンデに向けている事に少し嫉妬を覚えるが、2人ともただバトルを楽しんでいるだけ。そう醜い考えを胸にしまって審判する。もちろん俺様のスマホロトムは飛び回ってバトルの様子を写真を撮っている。
ダイマックスバトルに突入した2人のバトルはどちらも引かない戦いだったが、リザードンのダイサンダーがラプラスの急所にあたり終わった。
「勝者ダンデ!2人ともお疲れ様!」
「みんな、お疲れ様。ありがとう、ゆっくり休んでね。‥ダンデさん!ありがとうございました!とても刺激的なバトルでした。」
「こちらこそありがとう!なかなか面白いバトルだったぜ!技のタイミング、移動指示、技のチョイス。どれも斬新で興味深かった!ぜひまた戦ってみたい!」
「ダンデさんにそう言ってもらえるなんて嬉しいです!‥その、一つお願いがあって‥握手してもらえませんか?ジムチャレンジしている時からダンデさんに握手してもらえるのが夢で‥。」
「こちらこそこんな強いトレーナーと握手出来るなんて光栄だ!これからもよろしくだぜ!」
「ッ!ありがとうございます!キバナさんとダンデさんのバトル楽しみにしてます!」
「え?ユイちゃんはもちろん俺様の応援だよな?」
「私は2人の応援しますよ!バッチリスマホロトムで撮影しますね!」
そう言ってさっきのバトルとは別人の顔をするユイ。あ、この表情に俺様は惚れたんだなって自覚させられる。
結果的にダンデに負けた俺様は、ユイが俺様ともやりたいって言ってみんなでバトルをした。その様子をスマホロトムがニヤニヤしながらSNSに投稿していたのを知ったのはSNSで話題になってからだった。
俺様もその瞳に
(ダンデと普通に会話できるくらいになって良かったな!)
(はい!バトルも楽しかったです!またみんなでバトルしたいですね!)
(バトルもいいけどよ、そろそろ俺様の事を見てくれてもいいんじゃないか?)
(ん?)
(あんな興奮した目でダンデばかり見つめやがって、俺様もその瞳に映せよ。)