このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

まだ見ぬ故郷に想いを馳せる

天翔ける船より、この星に降り立ったのが我らの祖ならば、祖は、何処からこの星を訪れたのだろうか?
天翔ける船──
星の海を渡るとされる、この船が意味する事、それは──
我らの祖は、見上げた夜空の彼方より…
異星よりやって来た、客人であったという事実である。
この星は、真に我らの故郷では無かったのだ。
真なる我らが故郷…
そこは、どんな世界であったのだろうか?
星の海を渡る技術を有する世界。
おそらくは、秩序と安定が保たれた、こことは比較できない程の理想郷であろう。
ならば【運命の箱舟】教団の唱える、理想郷を求める教義とは、まだ見ぬ我らの故郷を探す事であろうか?
我らの祖が新天地を夢想したように、我らもまた、始まりの地に想いを馳せるのである。
1/1ページ
スキ