デュランの日記

…彼女は、昨夜も訪ねてくれた。
僕が思索の迷宮に迷い込み、もがいていると、いつも手を差し伸べてくれる彼女…
彼女はいったい何者なのだろうか?
…いや、そもそも、何者であると定義付ける事こそ無意味ではないか。
論理で縛られないからこそ、彼女は、彼女であるというのに…
今や、彼女無しには生きていけない。
彼女無しには、研究が進まない。
手がつけられないんだ…
僕はもっと彼女を知りたい。
ジェネレイター制御の仕組みを知るより、僕はいつしか、彼女を知りたいと望んでいる。
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