God of death girl
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お登勢さんとこの店で働くのも慣れてきた頃、歌舞伎町では事件が起こっていた。
銀「あれ?俺のいちごみるくどこだ?」
冷蔵庫を、覗きながら聞く。
楽「定春ーーーー?定春ーーーー?」
万事屋は、今日ドタバタしていた。
銀「あんだけ買っておいたのに神楽飲んだだろ!」
楽「なんで、私ばっかりに罪をなすりつけるアルか!
私飲んでないネ!」
言い争いをする2人。
『ちょっと、やめなよ2人とも。』
それを止めようとするのは、楓。
『あれ?私の刀...』
いつも大切に身につけていたハズの刀がなくなっていることに気づいた。
2本あるはずの刀は両方とも無くなっていた。
楽「楓もアルか。でも、定春は犬アルよ。」
なくなっているのは物なのに定春だけは生き物。
銀時は、テレビをつけた。
「只今歌舞伎町で相次ぎその人の大切な物がなくなるという事件が起きています。」
テレビのリポーターが歌舞伎町を背景にそう言った。
新「みなさん、テレビ見ましたか?」
丁度いいタイミングで、新八がきた。
銀「しんp...」
新八を見た全員は、固まった。
銀「新八メガネ...」
新八がなくなっていた。
銀「新八ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
そんな...新八までいなくなってしまった...」
銀さんが悲痛な声で新八を呼ぶ。
何が何だか分からない私。
神楽も固まったまま動かない。
新「なんで。メガネが僕みたいになってんだーー!
新八本体はここにいます!」
銀「神楽こうなったら仕方ない新八を探しにいくぞ!」
楽「新八のために一肌脱ぐアルか!!」
新八の、つこっこみも虚しくスルーされてしまった。
とにかく、私も大切な刀を...
「この騒動を起こした犯人から何やら手紙が送られてきたもよう。
えー・・・と、"取られたものを返して欲しいのならここで、俺たちとゲームをしよう"
とかかれています!あっ、なにやらもう一つ紙が...
ここです!ここが、そのゲームの決戦場所です!」
そう言って画面上に大きく張り出されたどっかの孤島らしき場所。
『ふっ......』
そう言って、俯く楓。
醸し出されているオーラがダークだ。
その異様な雰囲気に、みんなが唖然としている。
『向こうから宣戦布告とは、好都合。さぁ、楽しいゲームの始まりだ!』
顔をあげた楓だが、いぜんとオーラは黒い。
三人はこれは、地獄のゲームになると確信していた。
『いくぞ!てめーらー!』
「「いえっさーーーー!」」
全員が、辻褄を合わせていった。
この孤島に行くために大きな船が用意された。
その船がある港につくと、人で溢れていた。
銀「これ、船のれんのか?」
楽「分からないネ。でも、人混み苦しいぃ。」
人が押し合うものだから、皆が苦しい。
人の物を盗んだ挙句こんな面倒なことまで。
楓は、我慢の限界だった。
『ちょっとどいてくれるかな?』
懐から短剣を出して、前の人を脅した。
銀「ちょっとー、楓ちゃぁぁぁぁん!?」
「ぎぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁ!」
その悲鳴は前の方まで響いた。
前にいた人は後ろをふりかえった。
普通の女の子なのに、彼女に取り巻くオーラに全員が恐怖を覚えた。
そして、あっという間に楓の前に道ができた。
『ありがとね(ニコ』
その笑顔にも人々は、身震いした。
『さきいこっか!』
銀さんたちに向けて言葉を発した。
銀「あっ...あぁ...」
楽「楓すごいネ!!」
新「まじですか...」
神楽は絶賛していたが、銀時は少し申し訳なさそうにあいた道を通った。
前の方にいくと、いかにもガラの悪い男どもが道を塞いでいた。
船はもう近くなのに。またの足止め。
『どいてくれる?』
可愛げな口ぶりで言うがオーラがブラックだ。
「あぁ?この船の残りの乗客数はぜんぶ俺達のものだ!
お前らの席はね」
ドッ
楓が、話している相手の腹にパンチを食らわせてやった。
『やんのか?』
「「ぎぁぁぁぁぁ!」」
後のやつは話がわかるようで一斉に逃げていった。
『乗るか!』
すっきりした表情で3人に言う。
楽「やっぱ、楓はすごいネ!」
神楽はやっぱり絶賛しているが、銀時や新八はなにもつっこまず船に乗った。
『はぁー、船に乗るだけでも一苦労だね。』
楽「本当アルな!」
楓と神楽は意気投合しながら会話する。
銀「なぁ、新八楓ってああいうキャラだったか?」
新「いいえ、違うかったと思います。」
こっちは、こっちで意気投合していた。
総「あんれぇー、あれは万事屋じゃねーですかぃ。」
土「また、邪魔でもしてきたのかぁ!」
近「見間違いだろ。」
そう言って目を逸らすが、どっからどう見ても万事屋。
『真選組!?』
楓は、いち早く気づいた。
総「あれ、楓もいますよぉ。」
土「なんで、あいつまでいるんだよ。」
近「船の前で暴れてたの楓ちゃんじゃないか?」
総「そうかもしれませんねぃ。」
あれだけ人がいれば、情報も回ってくる。
珍しい服をきた女の子が暴れているって情報が、真選組の耳に入っていた。
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