God of death girl
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彼女は、目を擦りながら上半身を起こした。
『あれ?ここどこ?』
確か、万事屋から・・・
『わたし・・・・ひどいこと・・・』
心配してくれた銀さんに"さわるな"なんてひどいことを...
総「そんなに落ち込まなくてももう過ぎたことはしょうがないでさァ。」
『あなたたちは?』
目の前にいる2人に警戒しながら尋ねる。
総「ここは、真選組屯所。そして、俺が真選組一番隊隊長沖田総悟でさァ。」
真選組と聞いた彼女は、いっそう警戒心を強めた。
土「俺は副長の土方十四郎だ。そんな警戒しなくても俺たちはなにもしねぇよ。」
総「もし、君が殺しをしていてもねィ。
それは、何か理由があるかもしれねィから。」
その時私は悟ったこの人達は知っている。
血なまぐささはいくら体を洗っても消えない。
それに、実力も隠せない。
『真選組...幕府の犬...
そんな、甘いことするようになったんだ。』
真選組と聞いた時から私の中で怒りが芽生えた。
真選組なんかに同情なんてして欲しくない。
そこまで分かってるんだったら早く捕まえたら。
土「何か真選組に恨みがありそうだな。」
『恨みなんてものじゃ、すまされない!
早く私を捕まえたらどうなの!』
2人をすごい形相で睨みながら叫んだ。
総「なんで、そんなに真選組を憎んでんだ?」
彼女は確かに、血の匂いがする。
でも、何故か彼女はこんなに悲しそうに俺に訴えかける。
それは、俺の勝手な妄想かもしれないが。
『私が憎んでんのは真選組そのものではない。幕府なんだ。
でも、お前達は幕府の犬。どっちにしろ幕府のやつと一緒だ!』
総「そうかぃ。幕府も嫌われモノですねィ。」
土「今に始まったことじゃないだろ。」
2人は、私の言葉あっさり受け入れた。
銀さん達と同じ。私はまた、調子を狂わされている。
近「まぁ、俺たちは嫌われていても、俺達の仲は最高だよな!!!」
ガラッと扉が開く音がしたと思ったらまた一人人数が増えた。
総「近藤さん!」
土「近藤さん、いいところに来た。」
この人は、皆に信用されている人だと一発でわかった。
近「楓ちゃん。君に客がきてるよ。」
『えっ??』
自分の名前を言っていないのに呼ばれて驚いて言葉が出なかった。
楽「楓ーーーーーー!
無事で良かったアルーー!」
銀「楓大丈夫か?」
新「よかったです楓さんが無事で。」
『みんな...』
楓は、驚いたがそれ以前に沖田や土方も驚いた。
土「お前まさか...」
総「やっぱりそうだったんですねィ。
まさか、こんな早くに会えるなんて思っても見ませんでした。」
近「そう、この子が血華族のたった一人の生き残りだ。」
そこまで話が進んでるとは楓自身話についていけないでいた。
すると、近藤さんが楓の前に座った。
近「楓ちゃん、俺は真選組の局長。
俺が真選組を代表して謝りますごめんなさい。」
近藤さんは楓の前で土下座した。
楓は、また言葉を失った。
これじゃ、まるで私が悪人みたいじゃん。
こんなの望んでない。
『もう、やめて!なんで、そんなに幕府の犬のくせに謝るの?
なんで、関係ない貴方達が謝るのよ!
なんで、幕府の者じゃないのに謝るの...』
また、私やってしまった。
近「じゃぁ、俺たちのこと許してくれるんだね?」
『許すも何も関係ないじゃん。私が考え過ぎただけ。
まさか、真選組の局長がこんな人だとは思わなかった。』
沖田や土方と話してる時もそうだった。
それも、これで納得してしまった。
真選組がこんなに甘いのはこの男のせいだったんだ。
楽「楓のお許しだ良かったアルな。」
銀「また、世話になったな。うちの子が。」
『子供扱いするな。私はこれでも18歳だ!』
そういうと、何故か周りの空気が一気に静まった。
皆が、うつむいて表情が読めない。
『なんだよ!この空気!』
流石に耐えきれない。ほんとなんなんだ。
銀「冗談だろ!?」
笑いながら私の頭をポンポンとする。
土「総悟と同い年なのか...」
なんで、みんな驚愕しているんだ?
『れっきとした18だ!』
「「えええええええええええええ!?」」
『ビクッ 』
皆が声を合わせて叫んだ。
そのせいで、楓は、驚き肩がはねる。
ここでだいたい何にびっくりしているのか予想できた。
用は、年のことだろう。
『そんなびっくりすることでもないだろ。』
呆れながら楓は、つぶやいた。
土方なんかは、吸っていたタバコを落としていた。
そのせいで、床は燃えて必死で火を消している。
新「僕とも同い年だったんですね。(汗)」
総「じゃぁ、もう結婚出来る年じゃないですかィ。」
『まぁ...そうか。』
そうすると、男どもは何故か密かに頬を赤らめた。
楽「楓危ないネ。楓は可愛いから皆に狙われているアル!」
神楽ちゃんだけ、私を守るように私の前に立った。
そして、男ども睨む。
総「そこをどきなせぃチャイナ娘。俺は楓に興味があるんでィ。」
『何故私なんかに?』
楽「楓そいつ言葉に耳を向けるなヨ。こいつは危ないネ!」
銀「そ...そうだぞ!さぁ、帰ろう!」
そういう銀時の顔はニヤけていた。
なんとか、万事屋に帰ることができたが、その後神楽は銀時をいつも監視していたらしい。
万事屋には、男と女の敷地が出来ていた。
それに全くきにしないかったと言うか気づかなかった楓。