空欄の場合は名無しさんになります。
知ってるよ、好きだから
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付き合っている時の、好意の表情をしているお前を、私は知らないよ。
「基本変わらないつもりなんだよー?こうやってだらけるのもマユリの前だけだもん」
「私の前でもするんじゃないヨ」
「えぇー。だってさー、安心するんだもん。マユリの近くにいると、気が抜けちゃうっていうかさー」
なんだそれは。そんなに気を許せているのに、どうして。どうしてお前は私を見ないんだ?
「…マユリ?」
「なんだネ」
「なんか…怒ってる?」
ソファから体を起こして名無しさんが心配そうにこちらを見ている。いつのまにか眉間にシワが寄っていたようだ。
顔に手を当ててシワをグリグリと広げて、顔を隠した。
「なんでもないヨ。少し寝不足なんだ」
「そっかー。ちゃんと休まなきゃダメだよ」
「それで?お前は何か話したいことがあったんじゃなかったのかネ」
「あっ!そうだった!ねえねえマユリ!あのね!私昨日からさ!」
あぁ。その先は知っているヨ。
「また彼氏ができたのか」
「えー!なんで分かるのー!?」
知っているよ、好きだから。
「基本変わらないつもりなんだよー?こうやってだらけるのもマユリの前だけだもん」
「私の前でもするんじゃないヨ」
「えぇー。だってさー、安心するんだもん。マユリの近くにいると、気が抜けちゃうっていうかさー」
なんだそれは。そんなに気を許せているのに、どうして。どうしてお前は私を見ないんだ?
「…マユリ?」
「なんだネ」
「なんか…怒ってる?」
ソファから体を起こして名無しさんが心配そうにこちらを見ている。いつのまにか眉間にシワが寄っていたようだ。
顔に手を当ててシワをグリグリと広げて、顔を隠した。
「なんでもないヨ。少し寝不足なんだ」
「そっかー。ちゃんと休まなきゃダメだよ」
「それで?お前は何か話したいことがあったんじゃなかったのかネ」
「あっ!そうだった!ねえねえマユリ!あのね!私昨日からさ!」
あぁ。その先は知っているヨ。
「また彼氏ができたのか」
「えー!なんで分かるのー!?」
知っているよ、好きだから。