空欄の場合は名無しさんになります。
知ってるよ、好きだから
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「う…よくご存じで」
知っているとも。
「そして前者の2つの場合、お前は暗い顔をしてくるからね。そんな風船のように浮かれているときはつまらない話をする時ということだよ」
「えー、結構見てるんだね〜。私の事好きかよ〜」
一瞬画面に打ち込む手が止まる。しかしすぐに再開して、馬鹿らしいと言わんばかりの声色を出す。
「お前みたいな人間を好きになる物好きなんているのかネ?」
「いるよ!ついこないだまでいたじゃんか!私モテるんだよ!」
手を止めて椅子だけ回し、ソファでだらけている名無しさんを見る。
こんなに話したり、頻繁にやってくるこいつは、私の恋人じゃない。色んな男と付き合い、浮かれてはここに来て話、別れては泣きながらここに来るのだ。
私は、こいつから男とは思われていない。そう思うと自然に目が細くなった。
「モテたってすぐに別れるんじゃ意味がないだろう?」
「だってさー、付き合うとなんか思ってたのと違うーって言われるんだもん。そんなに付き合うと違うのかなー」
「知らないヨ」
知っているとも。
「そして前者の2つの場合、お前は暗い顔をしてくるからね。そんな風船のように浮かれているときはつまらない話をする時ということだよ」
「えー、結構見てるんだね〜。私の事好きかよ〜」
一瞬画面に打ち込む手が止まる。しかしすぐに再開して、馬鹿らしいと言わんばかりの声色を出す。
「お前みたいな人間を好きになる物好きなんているのかネ?」
「いるよ!ついこないだまでいたじゃんか!私モテるんだよ!」
手を止めて椅子だけ回し、ソファでだらけている名無しさんを見る。
こんなに話したり、頻繁にやってくるこいつは、私の恋人じゃない。色んな男と付き合い、浮かれてはここに来て話、別れては泣きながらここに来るのだ。
私は、こいつから男とは思われていない。そう思うと自然に目が細くなった。
「モテたってすぐに別れるんじゃ意味がないだろう?」
「だってさー、付き合うとなんか思ってたのと違うーって言われるんだもん。そんなに付き合うと違うのかなー」
「知らないヨ」