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君のキスはいつも短い
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「ねーねーマユリー」
ソファにだらしなく横になっている私は、画面とにらめっこをしているマユリの背中に向けて私は声をかけた。
もう時刻は就業時間を過ぎている。大半の隊員は帰ってしまった。それでもマユリは、今どうしても研究したい事があるとかで、絶賛残業をしているわけだ。
「なんだね、名無しさん」
「あとどれくらいで終わるの~」
「まだ分からないヨ。だから先に帰っていいといっただろう」
恋人と帰りたいから待ってるのに。マユリはそういう気持ちにならなさそうだもんなー。分からなくても仕方ないか。
「待ってるよ。一緒に帰りたいもん」
私は起き上がってマユリの背後から抱き着く。マユリは手を止めないまま目だけを細めた。
「重たいヨ」
「それ女の子に言うセリフじゃないよ。迷惑?」
「イヤ…」
マユリは手を一度止めるとこちらを向いて軽くキスをしてきた。唇と唇が触れあうだけの軽いキス。
マユリはいつもそうだった。決して深いキスというか、舌を入れたりだとかはしてこない。
キスがイヤって訳ではない見たいだけど…。それでも、毎回軽いキスばかりだと、正直物足りない。もっと深いキスがしたいなー。なんて思ったりする。
ソファにだらしなく横になっている私は、画面とにらめっこをしているマユリの背中に向けて私は声をかけた。
もう時刻は就業時間を過ぎている。大半の隊員は帰ってしまった。それでもマユリは、今どうしても研究したい事があるとかで、絶賛残業をしているわけだ。
「なんだね、名無しさん」
「あとどれくらいで終わるの~」
「まだ分からないヨ。だから先に帰っていいといっただろう」
恋人と帰りたいから待ってるのに。マユリはそういう気持ちにならなさそうだもんなー。分からなくても仕方ないか。
「待ってるよ。一緒に帰りたいもん」
私は起き上がってマユリの背後から抱き着く。マユリは手を止めないまま目だけを細めた。
「重たいヨ」
「それ女の子に言うセリフじゃないよ。迷惑?」
「イヤ…」
マユリは手を一度止めるとこちらを向いて軽くキスをしてきた。唇と唇が触れあうだけの軽いキス。
マユリはいつもそうだった。決して深いキスというか、舌を入れたりだとかはしてこない。
キスがイヤって訳ではない見たいだけど…。それでも、毎回軽いキスばかりだと、正直物足りない。もっと深いキスがしたいなー。なんて思ったりする。
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