「あなたの翼に包まれたい」

時々、クールって本当に翼が生えてるんじゃないかって思うことがある。
高いところに登ったりものすごい速く動いたり…っていうのは、たまにしか見たことないけど。後ろから背中を見ると、大きいな〜って思う背中に、翼が生えてる…みたいに見えちゃうことがある。
……私だけかな。
そんなことを考えてたら、ふと隣にいるクールの背中を撫でたくなっちゃって。
不思議そうに見られたあと、腕を広げられて吸い込まれた。
「…どうかした?」
「翼生えてないかな〜と思って。」
「生えてないけど?」
変なこと言ってるな〜と思われてそうで。
クールにはいつも通り笑われちゃった。
「…もしホントに生えてたらくるまってみたかったな…。」
…抱きつきながら、言ってみたら、抱きしめ返されてこう言われちゃったよ。
「もう入ってるだろ。」
1/1ページ
    スキ