8月
軽く寒いくらいに涼しくした部屋で、二人で布団に入って昼寝してた。
「…起きる?」
「うん…そろそろ起きる…。」
寝る前に切ったからだいぶ寒くはなくなってるけど、それでもまだ布団を出たらだいぶ涼しい。
「なんか食べる?アイスとか…。」
一緒に起きたクールに聞いたら、伸びながら、何でもいいって…。
部屋の外にある冷蔵庫から取ってきたフルーツ味の棒アイス。
普段こういうの食べるのかな。食べないだろうな…なんて思ったけど、とりあえず二本取ってきた。味はぶどうとメロンがあったから、その二本。
「どっちがいい?」
「…逆にどっちがいい?」
「う~ん…。」
聞き返されてしまった…。どっちも好きだからなぁ…なんて悩んだけど。
「じゃあこっち。」
結局ぶどうの方を取った。
なんてことない、ように見えるこの時間は、実はすごく特別だった。
特に、クールにとってはきっと…。
「…お。」
私が食べてた棒に、当たりの文字が書いてある。
「…当たりになるとなんかあるの?」
「交換してもう一本貰える。」
「へぇ…。」
やっぱりあんまり知らないんだな~って思ってたけど。
「…後で交換しに行くか。」
「…?」
「暇だし…もう一本食べたいだろ。」
私がこういうの好きでよく食べるからかな…。完全にわかられている…。
「…うん。」
こういうのは早くても食べた次の日か、数日後くらいに交換しに行くんだけどな。
まあいいか。
…なんか、アイスって、なんでもなく食べてたけど、こんなにすごいものだったのか…なんて思わされちゃったな。
「…起きる?」
「うん…そろそろ起きる…。」
寝る前に切ったからだいぶ寒くはなくなってるけど、それでもまだ布団を出たらだいぶ涼しい。
「なんか食べる?アイスとか…。」
一緒に起きたクールに聞いたら、伸びながら、何でもいいって…。
部屋の外にある冷蔵庫から取ってきたフルーツ味の棒アイス。
普段こういうの食べるのかな。食べないだろうな…なんて思ったけど、とりあえず二本取ってきた。味はぶどうとメロンがあったから、その二本。
「どっちがいい?」
「…逆にどっちがいい?」
「う~ん…。」
聞き返されてしまった…。どっちも好きだからなぁ…なんて悩んだけど。
「じゃあこっち。」
結局ぶどうの方を取った。
なんてことない、ように見えるこの時間は、実はすごく特別だった。
特に、クールにとってはきっと…。
「…お。」
私が食べてた棒に、当たりの文字が書いてある。
「…当たりになるとなんかあるの?」
「交換してもう一本貰える。」
「へぇ…。」
やっぱりあんまり知らないんだな~って思ってたけど。
「…後で交換しに行くか。」
「…?」
「暇だし…もう一本食べたいだろ。」
私がこういうの好きでよく食べるからかな…。完全にわかられている…。
「…うん。」
こういうのは早くても食べた次の日か、数日後くらいに交換しに行くんだけどな。
まあいいか。
…なんか、アイスって、なんでもなく食べてたけど、こんなにすごいものだったのか…なんて思わされちゃったな。
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