Side Mimidori
「…あ、ありがと…。」
「…!?」
そうか…ちゃんと喋れるか…。
…なんて思ってる間に、男の子はまたすぐどこかに行っちゃった。
意外と幼い感じだったな…。見た目で何となく思ってたけど、まだ8歳とか9歳ぐらいで確定かも…。
渡したときはちょっと嬉しそうだった。
でも、びっくりしてたのって、もしかして……クールがいたからか?
「…あんまり手出すんじゃねぇぞ。」
「……。」
やっぱり。クールにはため息つきながらそう言われたよ…。
「あれがどういうガキなのかは知らねぇけど…。」
その後、歩きながら。
「…たかられるぞ。そのうち。」
「……。」
「そうやって渡してると…。また出てくるもんだと思われんぞ。」
……それも確かに……そうだよな。
「でもそんなに変な子じゃないんじゃない?」
「……。」
またそれか、って感じでちょっと呆れられた…。
その次の週も…。クールと川原に歩いて行く途中だった。
川の道に繋がる、倉庫とか古い平屋とかが脇にある木が生えた砂利道で、またその男の子に会った。
なんでこんなところで?と思ったけど、倉庫みたいなところから出て来たから、お互いに「あっ…。」って。
「…あげるね。」
「…うん。」
今日は二人で食べるようにって言われて、おにぎりは二個持ってた。
まぁ私の分はいいか。って思って。
「…食べないの?」
「…いらない。食べたら?」
でも川原についてクール残りの一個渡したら、いらないって。ため息つきながらそう言われちゃった。
妬いてるのかな…怒ってるのかな…と思って。
……後で何か言われそうだな。
「…!?」
そうか…ちゃんと喋れるか…。
…なんて思ってる間に、男の子はまたすぐどこかに行っちゃった。
意外と幼い感じだったな…。見た目で何となく思ってたけど、まだ8歳とか9歳ぐらいで確定かも…。
渡したときはちょっと嬉しそうだった。
でも、びっくりしてたのって、もしかして……クールがいたからか?
「…あんまり手出すんじゃねぇぞ。」
「……。」
やっぱり。クールにはため息つきながらそう言われたよ…。
「あれがどういうガキなのかは知らねぇけど…。」
その後、歩きながら。
「…たかられるぞ。そのうち。」
「……。」
「そうやって渡してると…。また出てくるもんだと思われんぞ。」
……それも確かに……そうだよな。
「でもそんなに変な子じゃないんじゃない?」
「……。」
またそれか、って感じでちょっと呆れられた…。
その次の週も…。クールと川原に歩いて行く途中だった。
川の道に繋がる、倉庫とか古い平屋とかが脇にある木が生えた砂利道で、またその男の子に会った。
なんでこんなところで?と思ったけど、倉庫みたいなところから出て来たから、お互いに「あっ…。」って。
「…あげるね。」
「…うん。」
今日は二人で食べるようにって言われて、おにぎりは二個持ってた。
まぁ私の分はいいか。って思って。
「…食べないの?」
「…いらない。食べたら?」
でも川原についてクール残りの一個渡したら、いらないって。ため息つきながらそう言われちゃった。
妬いてるのかな…怒ってるのかな…と思って。
……後で何か言われそうだな。
